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もう一つあった、NINTENDO64「謎の端子」 夢あふれる周辺機器が登場も「タイミングが…」

「インターネットにつながる」を新たに打ち出したが…?

「64DD」の外箱は、「64」本体の外箱と統一感のある配色、デザインとなっていた
「64DD」の外箱は、「64」本体の外箱と統一感のある配色、デザインとなっていた

 64DDの発売時には、「書き換え可能な大容量ディスク」に加えて、当時普及が進んでいたインターネットに接続できるという特徴も打ち出しており、「追加ステージやキャラクターなどのダウンロード」「他のユーザーとのデータ共有」など多彩なサービスが利用できるとしていました。

 ただ、64DDは機器単体では販売されず、月額制のネットワークサービス「ランドネット」に加入する形で本体やソフトを使用する……という形態になっていました。

 2000年のサービス開始から、3Dキャラクターを作成したり、そのキャラを動かしてムービーを作成したりできる 『マリオペイント タレントスタジオ』や、クセ強な巨人を育成するオープンワールド風ゲーム『巨人のドシン』など10本のソフトが提供され、作成したコンテンツを他のユーザーと共有するサービスなども稼働しましたが、開始からたった1年でサービスが全面終了してしまいます。同サービスの加入者は1万5000人程度だったといいます。

 64DDでの発売がアナウンスされていたビッグタイトルは、「64」用ROMカセットで発売されるか、他のハードで発売される、あるいは発売中止となるなど、64DDの普及を後押しするには至りませんでした。

 64DD発売当時の任天堂の報道資料によると、デジタル、ネットワーク、コミュニケーションが発展する世界情勢を背景に、ゲーム領域においても「単にゲームで遊ぶということから、音楽、映像を付加して自分だけのゲームを作ったり、ゲーム以外のデータを他人と交換したりするなど、今までにない遊び方を提供できるようになります」としています。

 このように描かれた未来像は、その後インターネットの普及が進んだことで現実のものとなり、「Nintendo Switch」そして「Switch2」が発売された現在では誰もが当たり前のように楽しんでいます。「64」本体の底にある謎の端子には、時代の先を行きすぎた「夢」が詰まっていたと言えるでしょう。

(マグミクス編集部)

【画像】えっ、「64」本体と一体化するの? これが幻となった「64DD」との接続口です

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