マグミクス | manga * anime * game

「背高すぎ」「年齢が」全然違うイケメン俳優が意外と合ってた「地味キャラ」の実写版

「これといった特徴がない」「モブ顔でモテない」といった設定のある主人公だったはずが、実写化作品ではイケメン俳優がキャスティングされるケースも少なくありません。「イケメンに平凡キャラをやられてもな~」という人も多いなか、実際は名キャスティングだった作品もあるようです。

この顔面で「平凡」って言われても?

高橋文哉2024年卓上カレンダー『FUMIYA TAKAHASHI 2024 CALENDAR』(幻冬舎)
高橋文哉2024年卓上カレンダー『FUMIYA TAKAHASHI 2024 CALENDAR』(幻冬舎)

 マンガの男主人公は、設定として「平凡」「取り柄が特にない」凡人という人物も多くいます。

 そういった作品が実写化された際、地味なはずのキャラクターにイケメン俳優がキャスティングされると、「キラキラしすぎててちょっと違くない?」といった声もありますが、意外にも「モブ感」が再現される作品もあるようです。

●『からかい上手の高木さん』西片(演:高橋文哉)

 2013年より「ゲッサン」で連載されていた『からかい上手の高木さん』(作:山本崇一朗)は、ごく普通の男子中学生「西片」が、隣の席の女の子「高木さん」から何かとからかわれる日常を描いたラブコメマンガです。どうにかしてからかい返そうとする西片と、そんな西片の思惑を何度も見破る高木さんの関係性がいじらしく、アニメは第3シーズンまで制作されるほどの人気作となっています。

 2024年にはドラマ化、映画化されており、いずれも恋愛映画を中心に映画ファンから大きな支持を集める今泉力哉監督が手がけたことも大きな話題を集めました。

 原作をベースにしているドラマとは異なり、中学時代から10年後を描いた映画は、母校で体育教師として奮闘する西片(演:高橋文哉)と、美術の教育実習生として母校にやってくる高木さん(演:永野芽郁)が久しぶりに再会するオリジナルストーリーとなっています。

 原作では高木さんが成績優秀で運動も得意な一方、西片は成績も運動も普通で、モテるといった描写もありません。当初はそんなごく普通の西片を、「国宝級イケメンランキング」NEXT部門で1位に輝いた経験もある高橋さんが演じることに、否定的な意見も見られました。

 しかし、大人になっても高木さんに翻弄されて困惑する、西片を演じた高橋さんには「作品のピュアな雰囲気を表現するのに高橋さんは最適だった」「前髪おろしたりでいつもよりちょっと幼い感じの高橋さん、意外と西片っぽい」「中学時代の西片(演:黒川想矢)と、ちゃんと喋り方合わせてるのポイント高い」と高い評価も集まっています。

●『古見さんは、コミュ症です。』只野仁人(演:増田貴久)

 容姿端麗な見た目から孤高のマドンナ的存在になるも、実際は家族以外と会話がままならないほどの「コミュ症」である「古見硝子(演:池田エライザ)」と、誰にでも親切で何においても「普通」な「只野仁人(演:増田貴久)」の交流を描いたマンガ『古見さんは、コミュ症です。』(作:オダトモヒト)は、2021年にドラマ化されています。

 本作は高校を舞台とする学園もので登場人物の多くが高校生のキャラクターでしたが、只野を演じた増田さんや同級生役の城田優さんをはじめ、当時30代のキャストも少なくありませんでした。さらに只野仁人(ただの ひとひと)という名前の通り、成績や容姿が全て地味で普通という設定の只野を現役アイドルの増田さんが演じることに「もっと普通の人でも良いのでは?」といった声もありました。

 それでも「穏やかな役柄が似合うまっすーだからこそ、只野くんも自然な感じで良かった」「35歳で高校生役はどうかなと思ったけど、古見さんを優しく見守る只野くんの落ち着いた雰囲気が最高だった」と只野の持つ優しい雰囲気を見事に表現し、年齢のギャップを感じさせなかった増田さんの新たなハマり役と絶賛されています。

●『モブサイコ100』影山茂夫(演:濱田龍臣)

『ワンパンマン』でも知られるONE先生の人気マンガ『モブサイコ100』は、凄まじい超能力を持ちながらも、普通の日常を望む主人公のモブこと「影山茂夫」の戦いを描いた作品です。受動的な性格でどうにも冴えない印象のモブが、感情の高ぶりによって超能力が解放されたバトルシーンは、本作の魅力のひとつでもあります。

 2018年に実写化が発表された際は、幼少期から「イケメン子役」として知られていた濱田龍臣さんがモブ役にキャスティングされたことについて、原作ファンから「モブはもっと凡人っぽい感じの人が良かった」「龍臣くん、結構背高いし(178cm)モブではなくない?」など、懐疑的な意見も少なくありませんでした。

 しかし、本編では濵田さんはおかっぱ頭で凡庸とした雰囲気のビジュアルに加え、感情の高ぶりから力を解放する瞬間や、自身の能力や過去のトラウマに葛藤する姿など、演技面でもモブが高いクオリティーで再現されていました。「キレる表情が原作のモブそのまま」「やっぱり子役時代から演技してるのもあってか、ちゃんと中学生に見えるからすごい」と、前評判を覆す結果となったようです。

 さらに濵田さんはスーパー戦隊シリーズや仮面ライダーシリーズに加え、ハリウッド作品にも携わっている坂本浩一監督と前クールまで放送されていた『ウルトラマンジード』に引き続いてタッグを組んでおり、原作さながらのド派手なアクションシーンにも高評価があいつぎました。

(田中泉)

【画像】え…っ? 「地味だけどやっぱかっこいい」「永野芽郁とW主演」 こちらが高橋文哉さんがさえない主人公だった実写版です

画像ギャラリー

田中泉関連記事

もっと見る

編集部おすすめ記事

マンガ最新記事

マンガの記事をもっと見る