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「無駄な話がいいんだよ!」アニメ『エウレカセブン』への愛が止まらないファンの声

2005年に放送されたTVアニメ『交響詩篇エウレカセブン』は、いまなお語り継がれる作品であることが改めて証明されました。熱量の高い反響の声が続々と寄せられています。

多彩な魅力に改めて注目集まる

「交響詩篇エウレカセブン」Blu-ray BOX2(バンダイナムコフィルムワークス)
「交響詩篇エウレカセブン」Blu-ray BOX2(バンダイナムコフィルムワークス)

 マグミクスは2025年9月6日、「20年経っても愛してる! 主題歌も神がかってた2005年放送のロボットアニメ」と題した記事を配信、これに多くの反響の声が寄せられています。なかでも『交響詩篇エウレカセブン』については、楽曲への愛から視聴体験の思い出、作品の評価まで、20年という時を経たいまもなお熱く語られていました。

 その熱量には並々ならぬものがり、「DVDが擦り切れるほど観た」「VHSでテープが擦り切れた」「定期的に観てしまいます」といった、作品への強い愛着をうかがわせる投稿が目立ちます。

 元記事が主題歌へ言及した内容だったこともあってか、楽曲への愛を叫ぶ声も多く聞かれました。FLOWの「DAYS」について「イントロを聞いただけで泣きたくなる」という声や、「sakura」「秘密基地」といったOP/ED曲のほか、SUPERCARの「STORY WRITER」、電気グルーヴの「虹」といった挿入歌への言及も多く見られます。「サントラ全部持ってる」という熱心なファンの声もあり、音楽面での魅力も大きかったことがうかがえるでしょう。

「日曜朝7時という放送時間も良かった」「暗くつらい話も多かったけど、朝だからこその爽やかさが根底にあった」といった、リアルタイム視聴組の懐かしむ声も印象的でした。

 一方で、作品の構成については少々、複雑な評価も見られました。元の記事でも言及があったように、「無駄な話が多くてテンポ悪い」という指摘がある一方で、「その無駄な話がいいんだよ。無意味に唐突にサッカーをやる回とかね」という擁護の声も聞かれます。また「最近のアニメは24話とかにまとめて逆にキャラに愛着が出ないまま終わったりするから、物足りない」という、長尺作品ならではの魅力を評価する声も寄せられていました。

 作品内容についても興味深い指摘が寄せられています。「ロボットアニメって感じで見ていなかった」「ロボットアニメじゃなくて、人間ドラマだと思う」という声や、「レントンの成長が丁寧に描かれていた」「男が不完全で頼りない面があるのがリアルで好感」といったキャラクター評、「人間同士のさまざまな愛のあり方が軸」という作品論的な評も見られました。

 このように、20年という時を経てもなお、『エウレカセブン』はこれほどに多彩な角度から語られ続けています。音楽、キャラクター、演出等々、総合的な魅力こそが長く愛され続ける理由なのかもしれませんね。

(マグミクス編集部)

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