「露出度高めだけど…」 『ガンダム ハサウェイ』原作ファンがアニメ描写に注目する“衝撃設定の女性メカニック”
『ガンダム ハサウェイ』の新キャラクター「半裸おじさん」こと「ブリンクス・ウェッジ」が話題となるなか、原作ファンからは「それよりも『ジュリア・スガ』が気になる」という声が。原作小説で強烈な印象を残した女性メカニックに、なぜ注目が集まっているのでしょうか。
原作ファン注目の衝撃女性キャラ

マグミクスが配信した「『ガンダム ハサウェイ』新キャラの半裸おじさんにファン沸く」という記事に、原作ファンから反響が寄せられています。上裸スタイルのマフティー支援船・ヴァリアントの艦長「ブリンクス・ウェッジ」よりも、「『ジュリア・スガ』のほうが気になる」というコメントが多くの共感を集めているのです。
半裸のブリンクス艦長が話題沸騰するなか、なぜファンは別のキャラクターに注目するのでしょうか。
※『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の原作小説の内容に触れています。ご注意のうえお読みください。
その理由は、原作小説での「ジュリア・スガ」の特異な設定にあります。彼女は若い女性メカニックで、マフティーのMS関係の整備を任されています。その腕前は確かなものですが、原作ファンの記憶に強く残っているのは、その仕事ぶりではなく「服装」です。
ジュリア・スガは「男性だけがトップレスをしていいという歴史感覚を古い」と考えており、暑い艦内で常に上半身裸で仕事をする豪快なキャラクターとして描かれていました。「悪いおっぱいじゃないだろう?」という印象的なセリフも残しており、原作ファンの間で強烈な印象を残していたのです。
実は、ジュリア・スガは2021年公開の第1作でもチラッと登場していました。しかし、その際は露出の多い衣装ながら、完全なトップレスではなく表現がマイルドに調整されていたのです。公式プロフィールでも「露出の多い衣装を好む」という控えめな表現にとどまっています。
そのため原作ファンの間では「第2部ではどう描かれるのか」が最大の関心事となっていました。
ところが今回、ブリンクス艦長が堂々と半裸で登場したことで、ファンの間に複雑な感情が広がっています。
SNS上では「ジュリアの上裸要素がおじさんに還元されてる」「代わりに中年男性を脱がすの狂ってる」という嘆きの声が相次ぎました。なかには「特報でおっさんのチクビ出てるのにジュリア・スガは原作を改変してトップレスじゃ無くなってるのはなぜ?」と疑問を呈する声も。
その一方で、「ジュリアがトップレスなのかどうかだけでいいから教えてほしい」「原作に忠実であるかが気がかり」と、第2部での描写に期待を寄せる声も多数見られます。「『閃光のハサウェイ』がこの先盛り上がっていくかは、ジュリア・スガをいかに忠実に映像化できるかが重大なキーになります」という、やや大げさながら真剣な意見もありました。
ブリンクス艦長の圧倒的な存在感が注目を集めるなか、一部原作ファンの真の関心は「ジュリア・スガ」の描写に向けられているようです。第2部での本格的な活躍が期待される彼女が、どのような姿で登場するのか。2026年1月30日の公開を、ファンは心待ちにしています。
(マグミクス編集部)




