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30周年『ガンダムW』のグッズが「斜め上」すぎる? 「上級者向けでは」「なぜ商品化した…」

『新機動戦記ガンダムW』はシリーズ屈指の「ぶっ飛んだ要素」が盛り込まれたアニメでした。そのことを反映してか、ぶっ飛んだグッズが多数あります。今回は近年発売されたものを中心に、『ガンダムW』の面白グッズに迫ります。

もはやファン定番のアイテム? 「任務、了解。」ボールペン

「任務、了解。」ボールペン(一番くじONLINE D賞),(C)SOTSU・SUNRISE
「任務、了解。」ボールペン(一番くじONLINE D賞),(C)SOTSU・SUNRISE

『新機動戦記ガンダムW』は、美少年5人のパイロットを中心とした個性豊かなキャラクター、そして劇的なストーリーによって、今なお多くのファンを魅了し続けています。1995年の放送開始から30周年という大きな節目を迎え、2025年から2026年にかけてさまざまな記念企画が実施されています。

 これまで、さまざまな『ガンダムW』のグッズが登場しましたが、なかには「なぜこれを商品化した?」と思わずツッコミたくなるような、個性的すぎるアイテムもありました。

 まずは、主人公ヒイロ・ユイの代名詞とも言える「自爆」をモチーフにした「任務、了解。」ボールペンです。命令を受ければためらいなく「ウイングガンダム」の自爆スイッチを押す(しかも「死ぬほど痛い」だけで済んでしまう)ヒイロの姿は今でも語り草ですが、まさかそのスイッチが文房具になるとは誰が予想したでしょうか。

 このペンは、ノック部分が劇中の自爆装置を模したデザインになっています。インクの交換はできないそうで、実用性よりもジョークアイテムとしての側面が強そうです。つい最近も、ヒイロ役をつとめた声優の緑川光さんが、このボールペンと思われる商品を手にした画像をX(旧Twitter)で投稿し、話題をさらっていました。ファンにとって、『ガンダムW』を思い起こす定番アイテムのひとつになっているようです。

付属品が重要アイテム? 「くまのマスコットチャーム」

「くまのマスコットチャーム」(PREMIUM BANDAI) (C)SOTSU・SUNRISE
「くまのマスコットチャーム」(PREMIUM BANDAI) (C)SOTSU・SUNRISE

『ガンダムW』の前期オープニングや最終回のラストなど、ヒロイン・リリーナにまつわるシーンで登場する、かわいらしいくまのぬいぐるみもマスコットチャームとしてグッズ化されました。

 しかもそのマスコットチャームに付属するのは手紙……つまり最終回の再現ができるのです。実際には手紙がデザインされたプレートのため、残念ながらリリーナのように破り捨てることはできませんが、部屋に置いておくだけでも彼女の気分を味わえるかも知れません。

 また、人気作だけあって数多いアパレルグッズも発売されており、スタイリッシュなものも多いなかで、ひと際異彩を放っていたのが「トールギス シールドモチーフ Tシャツ」です。

 ヒイロのライバルであるゼクス・マーキスの愛機「トールギス」が左肩に装備する円形のシールドにあるエンブレムを、そのまま左胸と背中にプリント……文字による説明だけなら普通に感じられますが、よく考えるとセレクトが絶妙に「謎」です。

これで分かったらファン上級者? 「新機動戦記ガンダムW トールギス シールドモチーフ Tシャツ」(PREMIUM BANDAI),(C)SOTSU・SUNRISE
これで分かったらファン上級者? 「新機動戦記ガンダムW トールギス シールドモチーフ Tシャツ」(PREMIUM BANDAI),(C)SOTSU・SUNRISE

 そもそも、このアイテムは「トールギス シールドモチーフ」というシリーズのひとつであり、パーカーやキャップ、ミニタオルなどもあるのですが、あの「鷲」のエンブレム+αを見ただけで「トールギスだ!」と気付くのは、よほど熱心なファンではないでしょうか。そのステルス性は、アニメ系アパレルによくある謳い文句「普段使いしやすい」にはちょうどいいのかもしれませんが……。

 ほかにも、販売物ではありませんが、2025年にファンの間で話題となったのが「招待状風チラシ」です。これは30周年を記念したアニメイトのフェアに合わせて配布されたもので、第1話のラストに登場する招待状をモチーフとしたものでしょう。これも第1話のヒイロよろしく破ってみたい衝動にかられますが、めでたく手にした人は記念に取っておきたい代物です。

 30周年という大きな節目を終えようとしている『ガンダムW』ですが、これらの独創的なグッズたちが証明しているように、作品が持つパワーは衰えるどころか、ますます加速しているようです。今後は、どんな「斜め上」のアイテムで私たちを楽しませてくれるのでしょうか。

(はるのおと)

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はるのおと

アニメやマンガ、ゲーム、デジタルガジェットに関するライター・編集。週に65本くらいTVアニメを楽しみながら、大体アニメ関係のメディアや雑誌やムックや公式サイトなどでテキストを書いています。著書に「90年代アニメ&声優ソングガイド」(DU BOOKS)など。いつでもお仕事募集中。
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