ガンダムファン衝撃の“偽装モビルスーツ”たち ビジュアルに「ジムにしか見えない」「目をよく見ると…」
「ガンダム」シリーズでは正体をごまかすために、姿を偽装したモビルスーツが登場することもあります。しかし、同じく偽装した機体でも、功を奏した機体から不幸な結果に終わった機体など、結果はさまざまです。
よーく見ると正体わかる?

「ガンダム」シリーズには多くの「モビルスーツ」(MS)が登場しますが、なかには偽装を施して自らの正体を隠した機体も登場します。ときには思わぬ正体を見せて、視聴者を驚かせることも少なくありません。
偽装MSの代表的な例は「地球連邦軍」のMS「ジム」に「ジオン公国軍」が偽装した「ゲム・カモフ」です。同機は、一年戦争時をジオン公国軍側から見たコミカライズ作品『機動戦士ガンダム MS IGLOO 603』(原作:矢立肇、富野由悠季/漫画:MEIMU)のエピソードにパイロット「エンマ・ライヒ」の乗機として登場します。
攪(かく)乱などを目的に連邦軍の「ジム」を模した機体は軽量化が施され、機敏な動きと引き換えに装甲の耐久性を失っています。エンマは識別信号が使えず友軍機から誤射される可能性もある同機に対し、「戦場の狂気そのもの」と称していました。
ゲム・カモフが実戦投入された際に戦果をあげますが、懸念が的中し救援に駆け付けたジオン公国の友軍艦から誤射される形でエンマは戦死を遂げるのでした。偽装の効果は立証された一方で同士討ちの可能性が否定できず、ゲム・カモフは機体開発の意義を問う形で役目を終えます。
またSDガンダムに登場した「にせガンダム」も挙げられるでしょう。ガンダムとは名ばかりで、実態はV字型のアンテナや頭部横のエアダクト、への字になった口元といったガンダムの特徴といえる装飾が施された「ザク」です。変更にともないカラーリングが通常カラーの緑から、「RX-78 ガンダム」を思わせるトリコロールに変更されています。
ほかにも仲間としてハイザックが「ガンダムMk-II」に偽装した「にせガンダムMk-II」や、ズゴックが「Zガンダム」に扮した「にせZガンダム」といったキャラクターも存在しています。
さらに2024年の映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場した「ズゴック」も意外な正体でファンを驚かせました。外見はモノアイに3本のクローが付いたアームなど宇宙世紀の「シャア専用ズゴック」に酷似しながらも、額から生えた長い角が大きな違いです。特徴的な長い角こそ、隠された本当の正体のヒントでした。
劇中では敵組織「ファウンデーション」の罠にかかった主人公「キラ・ヤマト」を助けるため、親友の「アスラン・ザラ」が乗って駆け付け、窮地から救い出す見せ場を演じます。終盤戦の決戦においてズゴックは大破するも、中身に隠された「インフィニット・ジャスティスガンダム弐式」の姿があらわになります。
前作『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』から初代『機動戦士ガンダム』をオマージュした機体が多かったなか、ズゴックのサプライズ登場はもちろん、どのようにガンダムが収納されていたのか不思議に思うファンによって話題になった機体です。
(LUIS FIELD)



