『鬼滅の刃』キャラの読みづらい名字たち。調べてわかった「意外と実在する」事実
大ヒット中の映画『鬼滅の刃』は、とうとう国内興行収入で『タイタニック』を抜いて歴代2位に入っています（12月11日時点）。作品の魅力のひとつに「個性的なキャラクター」を挙げる人も多いと思いますが、今回注目したのは、そのキャラクターたちの「個性的な名字」。どの名字も独特過ぎるものばかりですが、意外と日本に実在しているのです。
意外と実在している！『鬼滅の刃』で登場する名字
「竈門（かまど）」「不死川（しなずがわ）」「煉獄（れんごく）」など、なかなか読めない珍しい名字が多く登場する『鬼滅の刃』。しかし、日本にはおよそ30万種類もの名字があると言われており、もしかするとキャラクターと同じ名字を持つ人は結構いるのでは……？ とも思えてきます。そこで、日本の名字の約99％を網羅している「名字由来net」で、『鬼滅の刃』のキャラクター名として登場する名字が日本に実在するのか調べてみました。
まずは、主人公・竈門炭治郎の「竈門（かまど）」さん。この名字は実在していて、全国ランキングでは89033位。兵庫県にある名字だそうです。もしも同じ学校にいたら、友達からは、かなりうらやましがられるか、「水の呼吸やって」なんて言われるのは確実ですね。
続いては、炭治郎と同期の剣士・我妻善逸の「我妻（あがつま）」さん。こちらの名字は比較的なじみのある方も多いのではないでしょうか。もちろん実在していて、かなり上位の1029位。関東から北の方、特に宮城県、山形県、福島県に多くある名字だそうです。
また、こちらも炭治郎と同期の剣士・嘴平伊之助の「嘴平（はしびら）」さん。かなり珍しい名字だけに実在していて欲しいところですが、残念ながらヒットは0件。やはり「嘴（くちばし）」という漢字を名字に使うのは難しいのでしょうか。一応「嘴」の漢字だけで調べてみると、鷹嘴(たかはし)さん、鶴嘴(つるはし)さんという方は実在しているようです。ちなみに、一番似ている読み方で調べると、橋平(はしひら)さんがヒットしました。
ここからは、実在しているなかでも特に珍しい名字を紹介します。まずは不死川玄弥の「不死川（しなずがわ）」さんが、76592位。大阪府や奈良県にある名字だそうです。続いて産屋敷耀哉の「産屋敷（うぶやしき）」さんが、22151位。三重県などにある名字とのこと。
続いて栗花落カナヲの「栗花落（つゆり）」さんが、42284位。兵庫県、大阪府、香川県にある名字だそうです。そして甘露寺蜜璃の「かんろじ」さんが、46543位。東京都、神奈川県、静岡県などにあるそうです。
