『鬼滅の刃 遊郭編』でも炸裂! 剣より強い可能性…炭治郎、“頭突き”の最終進化型とは?
TVアニメ化が決定した『鬼滅の刃 遊郭編』でも炸裂するであろう、主人公・竈門炭治郎の得意技、頭突き。炭治郎の特技は相手の感情すら嗅ぎ分けられる優れた嗅覚とこの「頭突き」です。鬼や仲間、柱にまで、炭治郎は、遠慮も手加減も一切ない頭突きをさく裂させ、その威力は日々、パワーアップしています。その最終進化型とは?
驚異のパワーアップ! 炭治郎の“頭突き”
『鬼滅の刃』の主人公である竈門炭治郎は、13歳にして家族を鬼に殺され、唯一生き残った妹、禰豆子も鬼にされてしまいます。そんな過酷な運命を背負っているにもかかわらず、炭治郎は誰に対しても素直で優しく、生真面目で、辛抱強い、みんなに愛される少年です。
炭治郎の特技としては、相手の感情すら嗅ぎ分けられる、非常に優れた嗅覚が挙げられます。鬼との戦いのシーンでは、この嗅覚のおかげで相手の気配や隙を察知し、敵を倒すことができました。
そして、忘れてはいけない炭治郎の特技といえば、「頭突き」! 鬼や仲間、柱にも、炭治郎は、遠慮も手加減も一切なしの頭突きを炸裂させるのです。この記事では、巻を追うごとに進化する炭治郎の頭突きをご紹介します。
※この記事では、まだアニメ化されていないシーンの記載があります。原作マンガを未読の方はご注意ください。
●いきなり2連発! 初・頭突きで鬼を撃退
炭治郎の初めての頭突きは、冨岡義勇に教えられて、育手の鱗滝左近次を訪ねる道中で出くわした鬼(お堂の鬼)に対して炸裂しました。
禰豆子のキックで首を飛ばされながらも、その首に直接、腕を生やして襲ってきた鬼に、記念すべき第一撃を「ゴン」。炭治郎の頭の固さに一瞬、ひるんだ鬼に、さらに第二撃を「ゴン」。そして鬼が、たまらず白目になったところを斧で木の幹に固定し、ついには鬼を撃退したのでした。
一般的に考えると、いくら絶体絶命と言っても、鬼に顔を近づけることは避けたいもの。まだ修行を始める前の炭治郎は、この時、鬼との戦い方をまったく知らない状態でした。にもかかわらず、恐れることなく、鬼に正面から頭突きをくらわしたところには、この先の炭治郎の思い切りの良さや勝負強さ、戦闘能力の高さが垣間見えるシーンだったとも言えるでしょう。
●野生児・伊之助をしのぐ、でこっぱちパワー!
後に親友になる嘴平伊之助とは、出会ったその日に激しい頭突きをくらわしています。
鼓を操る鬼・響凱の屋敷での戦いの直後の出来事。禰豆子の入っている箱を守る善逸を襲っていた伊之助との微妙にかみ合わない会話にいら立った炭治郎は、ついに「ゴシャ」という、すさまじい音の頭突きをくらわすのです。
その後、猪の被り物を落としてキレイな素顔をさらしてしまった伊之助は、「もう一度頭突いてみろ」と言ったり、「でこっぱち」と呼んだりして炭治郎をあおりますが、脳震盪(のうしんとう)を起こして、突然、倒れてしまいます。一方の炭治郎は、平気な顔で澄ましており、野生児、伊之助をも寄せ付けない強固なおでこを見せつけるのでした。
お堂の鬼への「ゴン」と、伊之助への「ゴシャ」では、破壊力の違いは明白。鬼殺隊の隊士になって鍛錬を積み、炭治郎の頭突きもよりパワーアップしたのでしょう。
そして、炭治郎の頭突きは、さらなる驚異の進化を遂げるのです!