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『ちびまる子ちゃん』の絶妙な作者ツッコミの数々。鋭さと視点はもはや脱帽レベル?

1986年にマンガで連載が始まり、1990年からはアニメ放送が始まった『ちびまる子ちゃん』。主人公のまる子こと、小学3年生のさくらももこの日常生活を楽しくも哀愁たっぷりに描いた国民的マンガです。作品の大きな特徴のひとつが、鋭くも愛とユーモアにあふれた作者ツッコミの数々です。

無邪気なまる子と、絶妙なツッコミ

アニメ『ちびまる子ちゃん』キービジュアル (C)さくらプロダクション/日本アニメーション
アニメ『ちびまる子ちゃん』キービジュアル (C)さくらプロダクション/日本アニメーション

 国民的マンガ『ちびまる子ちゃん』と言えば、作者による鋭いツッコミが大きな特徴です。アニメでは、31年にわたってナレーションをつとめたキートン山田さんの声がお馴染みでした。今回は、『ちびまる子ちゃん』で登場した絶妙な名ツッコミの数々を紹介します。

 まずは、『まるちゃん きょうだいげんかをするの巻』より。母が買い物のおまけでもらった1冊のノートを巡って姉と喧嘩するまる子。しかしジャンケンで負けてしまい、泣く泣く諦めることに。

 まる子が「どうにかしてギャフンといわせてやりたいね」と姉への仕返しを考えますが、コレに対して作者は「実際にひどい目にあわされてもギャフンなどと言う人はいない」と冷静なツッコミ。さらに、まる子が姉に「いまにみてらっしゃい」と捨てゼリフを吐くシーンでは「何を見せてくれるんだか。負け犬の捨てゼリフというのは不可解である」ともツッコミを入れています。

 ほかにも、絶妙なツッコミは盛りだくさんです。「まるちゃん ラジオ体操がイヤで仕方ないの巻」では、夏休みのある日、ラジオ体操に遅刻したまる子がお昼になってウトウト昼寝をし始めたシーンで、「のろまのくせに寝つきだけはいちはやい」。

「まる子 山口百恵のコンサートに行くの巻」では、母からモモエちゃんに「少し似てるわね」と褒められたまる子が鏡を見ながら「似てるかなァ似てるかなァ。どこらへんが似てるのかなァ」とウキウキする様子に……「こっちがききたい」。

「まる子 花輪クンに英会話を習うの巻」では、英会話に興味を持ったまる子が友蔵に冗談半分で「ハロー」と声をかけると、友蔵が「たまげた。英語を知っているのかね。えらいもんじゃ」と感心するシーンで……「ハローぐらい九官鳥だって知っている」。

「花輪クンちに来た友人帰るの巻」で、花輪くんの外国の友達であるマークと出会ったまる子たち。イケメンのマークと花輪くん、どちらも好きになったみぎわさんが夜空を見ながら「お月様おねがい。どうか私のことで2人がケンカしませんように」と語りかけるシーンで……「安心したまえ。絶対大丈夫である」。

「まる子 忘れ物をするの巻」では、忘れ物を学校まで届けてくれた友蔵に感謝するまる子。そんな愛するおじいちゃんの健康を願いながら「できる事なら私が死ぬまで忘れ物を届けてもらいたいよ」と語るシーンで……「さっさと死んだ方がじいさんもラクである」と、なかなか辛辣な切れ味も見せています。

【画像】『ちびまる子ちゃん』の名フレーズがまさかのグッズに…?(7枚)

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