SPW財団、悟空たちの資金源は?人気マンガキャラの懐事情 中川のクレジット限度額が異常
義理の父・牛魔王も援助、チチにも激怒された悟空の仕事は?
●何度も地球を救った『ドラゴンボール』の孫悟空は無職?
日本が世界に誇るマンガ『ドラゴンボール』はバトルマンガではありますが、日常のパートもあります。みんなどうやって生計を立てているのかというと……主人公である孫悟空は、かつて無職で妻のチチの父・牛魔王から経済的援助をしてもらっていました。
また、世界的大企業の「カプセルコーポレーション」の社長・ブリーフ博士を父にもつブルマはベジータと結婚しますが、修行に明け暮れる夫を見て「サイヤ人って働かないのかしら」とぼやいています。しかし、後に悟空は畑仕事をするようになり、収穫した作物を町に売りに行くという、一応「農家」となりました。
その他、悟空の長男・悟飯は、専門分野は不明ですが「学者」になっています。天津飯は道場を経営し、ヤムチャはプロ野球選手、そしてクリリンは警察官に。その正義感をいかし街を守る仕事に就いたクリリンは超優秀で、その働きにより犯罪が激減したんだそうです。
また、悟空と違い、相変わらず最強の自宅警備員を続けているベジータの息子・トランクスは、カプセルコーポレーションの社長となり忙しく働いています。純粋サイヤ人と違い、地球人の血が混じると普通に働くことに抵抗はないようです。
●『ワールドトリガー』の「ボーダー」の資金源と隊員の給料
『ワールドトリガー』に登場する界境防衛機関「ボーダー」は「こちらの世界」に近界民(ネイバー)が襲来した際に、防衛にあたる組織です。近界民との戦闘のほか、その戦いに必要不可欠なトリガーやトリオンの開発や研究、訓練などを巨大な本部施設で行っています。
民間組織なので、独自に資金調達しなければなりませんが、そのスポンサー獲得の役割を一手に担っているのが外務・営業部長の唐沢克己です。また、コネも通用するようで、唯我尊は最大手スポンサー企業の御曹司で、そのバックボーンを存分にいかし、実力以上のA級1位に所属できています。
では、ボーダーに所属する、500人以上といわれる隊員の給料はどうなっているのでしょうか? 23巻の第205話でわかりましたが、厳格に決められているようです。隊員はA~C級にわけられ、A級隊員には基本給が支払われていて、それ以下は基本給はありません。また、A級、B級にはシフト制で近界民襲来の防衛任務があり、ここでの活躍により出来高で給与が支払われています。さらに近界への遠征に参加すると、上記のほかに1日1万円の手当が支給される制度もあるのです。
また、戦場での功績によるボーナス制度「論功行賞」もあります。一番上が特級戦功で150万円、一級戦功は80万円、二級戦功は30万円の報奨金が与えられます。アフトクラトル戦時、三雲修はC級隊員で無給でしたが、活躍により一級戦功に選出され80万円を獲得しています。結構やりがいがある給料といえるでしょう。
(南城与右衛門)