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声優・中村悠一がアラフォーで演じた高校生キャラ3人「不老ボイス」「違和感仕事して」

『呪術廻戦』五条悟や『マクロスF』早乙女アルトなど、チートキャラやイケメンキャラを演じることが多い声優・中村悠一さん。現在はアラフォーということで、年齢が高めのキャラを担当することも増えてきていますが、実は近年でも高校生キャラを演じています。この記事では、中村さんがアラフォーで演じた高校生キャラを3人ご紹介します。

アラフォーとは思えない! 声優・中村悠一の美声

 2月20日は『呪術廻戦』五条悟や『マクロスF』早乙女アルトなどを演じている声優・中村悠一さんの誕生日です。中村さんは、そのイケボで数多くのイケメンキャラを演じてきました。今も若々しい声を聞いていると、中村さんがアラフォーだという事実に、驚きを隠せない方もいるでしょう。しかも、近年でも中村さんは複数の高校生役を演じています。この記事では、中村さんがアラフォーで演じた高校生キャラを3人ご紹介します。SNSでも「中村さんしか勝たん」「きれいな中村さん」と評判です。

●『Dr.STONE』獅子王司(2019年7月~放送)

『Dr.STONE』獅子王司役 (C)米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
『Dr.STONE』獅子王司役 (C)米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会

『Dr.STONE』は同名マンガ(著:稲垣理一郎、作画:Boichi/集英社)を原作としたアニメです。「次にくるマンガ大賞2018」のコミックス部門で2位に入賞し、2021年4月時点で累計発行部数(電子版含む)が1000万部を突破するなど、人気の高い作品です。

 中村さん演じる獅子王司(ししおう・つかさ)は「霊長類最強の高校生」と呼ばれており、自分の選んだ若者だけで「司帝国」を築くため、主人公・千空(せんくう/CV:小林裕介)の命を狙います。

【本作のあらすじ】
 飛び抜けた体力とまっすぐな性格を持つ高校生・大木大樹(おおき・たいじゅ/CV:古川慎慎)は、小川杠(おがわ・ゆずりは/CV:市ノ瀬加那)に長年片思いしていました。幼なじみの科学少年・千空にからかわれながらも、ついに大樹は杠に告白しようとします。しかし大樹が告白しようとしたその時、空が光り、一瞬にして世界中の人類が石化。大樹と千空は、この謎の石化現象から約3700年後、文明が消えた「石の世界(ストーンワールド)」で再び目覚めます。再会したふたりは力を合わせ、文明をゼロから作り出すことを誓いました。火や鉄、携帯電話など、順調に文明の復興を遂げていく千空たち。しかしふたりの前には、霊長類最強の高校生・獅子王司が立ちはだかっていて――?

 素手でライオンを倒せるほどの強さを持つ司。そのうえ、常に冷静で理知的で、人の心をつかむことにも長けています。しかし、司はとあるトラウマから大人を憎み、純粋な若者だけを復活させようとするのでした。そんな司を、中村さんは冷静でありながらも、どこかサイコパス感漂う声で演じています。普段見せる落ち着きや優しさの陰に、大人とみればちゅうちょなく殺してしまう狂気が、見え隠れするのです。

 年齢よりかなり大人に見える司ですが、自分の正義をかたくなに信じ、情に厚く仲間を信じすぎるという、高校生らしい一面も。中村さんがその強さだけでなく、若さをどう演じているのかにも注目です。この作品は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」などで見ることができます。

●『無能なナナ』小野寺キョウヤ(2020年10月~放送)

『無能なナナ』小野寺キョウヤ役 (C)るーすぼーい・古屋庵/SQUARE ENIX・「無能なナナ」製作委員会
『無能なナナ』小野寺キョウヤ役 (C)るーすぼーい・古屋庵/SQUARE ENIX・「無能なナナ」製作委員会

『無能なナナ』は、同名マンガ(原作:るーすぼーい、作画:古屋庵/スクウェア・エニックス)を原作としたアニメです。原作は現在も月刊マンガ雑誌「月刊少年ガンガン」で連載されており、アニメは既刊9巻のうち4巻までの内容にもとづいて制作されました。

 中村さん演じる小野寺キョウヤ(おのでら・きょうや)は、孤島の学園にやってきた転校生です。ほかのキャラと同じくとある特殊能力を持っており、同じ日に転校してきた柊ナナ(CV:大久保瑠美)とは、ライバルのような関係です。

【本作のあらすじ】
 50年ほど前に出現した謎の怪物・「人類の敵」と戦うため、「炎や氷を操る」「自由自在に宙を飛べる」といった特殊能力者の少年少女たちは、孤島の学園で特殊な訓練を受けていました。生徒のひとりである中島ナナオ(CV:下野紘)は「僕には大した能力はない」と思っており、周りからも「無能クン」「人類の敵」と呼ばれてしまう始末。そんなある日、人の心が読める能力者・ナナが転校してきます。隣の席になったナナオとナナは次第に仲良くなり、内向的なナナオも心を開いていきます。一緒にご飯を食べ、海を見に行ったナナオとナナでしたが、ナナは何者かに崖から海へと突き飛ばされて――?

 不愛想なキョウヤは、転校初日からその鋭い目つきで一目置かれ、自分の能力も用心深く隠しています。博識で推理力も高く、学園内で次々と起きる事件にも、ひとり確信に迫っていきます。その一方で天然なところがあるなど、謎の多いキョウヤ。そんなキョウヤを、中村さんは、感情の起伏が少なく、不愛想な感じで演じています。

 表情もあまり変わらず感情の読めないキョウヤですが、なぜかナナには興味を示し、事件と絡めて腹の探り合いをすることもしばしば。その能力の高さと、白髪・碧眼のルックスから、同じく中村さんが演じる『呪術廻戦』五条悟と、比較されることもあるキャラクターです。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「FODプレミアム」などで見ることができます。

●『多田くんは恋をしない』多田光良(2018年4月~放送)

『多田くんは恋をしない』多田光良役 (C) TADAKOI PARTNERS
『多田くんは恋をしない』多田光良役 (C) TADAKOI PARTNERS

『多田くんは恋をしない』は、アニメ『月刊少女野崎くん』の制作チームが手掛ける、オリジナルテレビアニメです。制作会社は、『ダンベル何キロ持てる?』『干物妹!うまるちゃん』などを手掛けてきたアニメ制作会社「動画工房」。とある高校の写真部を舞台にした、青春ラブコメディです。

 中村さん演じる多田光良(ただ・みつよし)は、真面目で口数の少ない好青年。カメラマンを目指す多田はまだ恋を知らないものの、留学生のテレサ・ワーグナー(CV:石見舞菜香)と出会い、少しずつ自分の気持ちに気付いていきます。

【本作のあらすじ】
 満開の桜を撮るため、カメラを持って皇居に来ていた多田。カメラを構えた多田でしたが、ファインダーに映り込んだのは、美しい金髪の少女・テレサでした。カメラのバッテリーが切れてしまったテレサのために、メモリーカードを自分のカメラに挿して撮影する多田。連れとはぐれたテレサを放っておけず、多田は祖父の営む「多田珈琲店」に連れて行くのでした。テレサはそこで多田の妹・多田ゆい(ただ・ゆい/CV:水瀬いのり)や、多田の友人・伊集院薫(いじゅういん・かおる/CV:宮野真守)とのんびり雨宿りしていましたが、連れのアレクサンドラ・マグリット(CV:下地紫野)がすごい形相で店にやってきてーー?

 普段から落ち着いており、恋とは縁遠く見える多田。そんな彼の心の動きは、なかなか表に出ません。しかし、無意識にテレサの口癖がうつっていたり、ぼーっとして注文を間違えたりと、態度の端々に恋心がうかがえます。そんな多田を、中村さんは落ち着きながらもさわやかに演じています。

 気配りができ、大人びて見える多田ですが、初めての恋に気持ちが抑えられず葛藤する場面も。第11話に流れる挿入歌「ラブソング」は、中村さんがその恋心を歌っています。不器用ながら初恋にまっすぐ向き合う高校生男子は、中村さんの役柄のなかでも珍しく、必見です。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

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 実年齢から20歳以上も年下のキャラを、違和感なく演じ切ってしまう中村さん。落ち着いたキャラが多いとはいえ、しっかりと高校生の声に聞こえるのは、さすがのひと言です。一度見た作品でも、中村さんの当時の年齢を意識しながら見てみると、また違った驚きが味わえるかもしれません。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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