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マンガ・アニメで使われがちな超重要理科知識3選 「熱膨張」は魔法バトルでも有効

「熱膨張」が一時期ネットミームになりましたが、バトルマンガにはこうした「理科知識」は欠かせないものです。よく目にする教科書レベルのものを紹介します。

「導体」「絶縁体」「熱膨張」などなどバトルを盛り上げるのはキャラクターと理科知識!

熱膨張を戦いに利用する氷炎将軍・フレイザードが表紙に描かれた『DRAGON QUESTダイの大冒険』4巻(集英社)
熱膨張を戦いに利用する氷炎将軍・フレイザードが表紙に描かれた『DRAGON QUESTダイの大冒険』4巻(集英社)

 バトルマンガだからといって、とにかく「最強のビーム」を出し続けた方の勝利……というわけにはいきません。その過程において読者を魅了してやまない駆け引き、知略、頭脳戦が展開されています。また一見、なんでもアリの能力系バトルであっても、その世界観のなかで私たちの知っている「理科知識」を応用して、相手を出し抜くシーンはいつだって胸が熱くなります。

 その際たる例としては、「科学知識」を駆使して闘う『Dr.STONE』(原作:稲垣理一郎、作画:Boichi)が挙げられるでしょう。同作の戦いで扱われるアイテムは専門性も高いですが、中学校レベルの理科知識があれば仕組み自体は理解できるものばかりです。

 この記事ではバトルマンガやアニメでもたびたび用いられ、「理科知識」を具体的な作品・場面とともに紹介していきます。なお2次元作品において科学知識の「正確さ」を求めることは、「無粋」とすることにします。

●バトルマンガの王道「理科知識」といえば……ご存知「熱膨張」

 とあるライトノベルの主人公が拳銃をコーヒーに浸し、発砲不能にしたのは有名ですが、そもそも「熱膨張」とは物体の体積が温度の上下によって増減する性質のことで、知識自体は小学校の理科の教科書に掲載されているくらい一般的なものです。例えば風船を温めると膨らみ、冷やすとしぼむといった実験を見たことある人も多いでしょう。現在、「熱膨張」という言葉自体が半ばネットミームと化してしまいましたが、この原理自体はバトルマンガと非常に相性がよく、他の作品でもたびたび戦闘を盛り上げてくれています。

 例えば『DRAGON QUESTダイの大冒険』(監修:堀井雄二、原作:三条陸、作画:稲田浩司)で氷炎将軍の異名をもつ敵・フレイザードは、切りかかってくる相手に対し先に炎、次に吹雪で攻撃し、そこで生まれる急激な温度差によって相手の鎧を砕くという極めて「理科の実験」的な戦法を使いました。作中でもパプニカ三賢者のひとり・アポロが、「冷たい食器に急に熱湯を注ぐと砕けるように」と的確な解説を入れてくれています。

【画像】科学知識が学べた?人気マンガ・アニメ作品(4枚)

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