『グレンダイザー』新プロジェクトはアニメ作品? 『マジンガーZ』との関係から
「プロジェクトG」の正体とは?

しかし、『グレンダイザー』は日本が生み出した作品。今回の「プロジェクトG」でも大きな役割を担うと考えられます。なぜならば、今回のプロジェクト製作総指揮をとる永井先生は、「日本の最高のメンバーが結集し、すごいものを作る」とコメントしていました。つまり日本から発信する企画と考えていいでしょう。
そうなると気になるのは、どんな形で発表されるか? ということです。ここからは少ない情報から、筆者の考えをお伝えしていきましょう。
まず注目したのは今回の(C)の部分です。全世界に発信するためアルファベット表記になっていますが、ここに永井先生とダイナミック企画のほか、かつて『グレンダイザー』のアニメを制作したアニメ制作会社の東映アニメーションの名前が表記されていました。つまり、「プロジェクトG」とは『グレンダイザー』のアニメである可能性が高いということです。
それではいったいどんなアニメになるのでしょうか? 前作の続編なのか? リブートした新作なのか? 興味は尽きません。
ここで思い出すのが、日本で2018年に公開された『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』です。この作品はTVアニメ『マジンガーZ』の後日談となる作品で、『グレートマジンガー』から10年後を描いていました。筆者としては、この『INFINITY』版と同じような作品になるのではないか?と考えています。
実は『INFINITY』では『グレンダイザー』について触れていません。当時は不満に思うファンも少なくなかったのですが、この時点で『グレンダイザー』を別の作品で製作しようという考えがあったかも……と思えば納得です。
そして、このラインで製作が考えられたとすれば、「プロジェクトG」は『INFINITY』と同じようにTV版の後日談。ずばりフリード星からデューク・フリードが地球へ戻ってくる話かもしれません。筆者のような当時のファンからすると、リブート作より望まれた展開と思いますし、全世界で大ヒットした作品なら下手に手を加えるよりもいいかとも思います。
あわせて全世界に公募された「円盤獣コンテスト」にも注目する点がありました。それは「プロジェクトG」には円盤獣の出番があるということです。円盤獣はベガ星連合軍の操る兵器。……ということは、今回の敵もベガ星連合軍か、それに類する敵ということになります。
また、気になる部分はそこだけではありません。『INFINITY』と世界観を同じくするか?という点も気になります。先行映像を見ると『INFINITY』で主役だった兜甲児のカットが何回も出ていました。これは甲児の登場も決定しているということでしょうか?
そうするとストーリーは『INFINITY』の続きという可能性も否定できません。実は『INFINITY』は日本より3か月ほど早くイタリアとフランスで公開されていました。今回の発表が全世界的にされたことを考えると、関連性がまったくないとは言い切れません。
そうならば、筆者をはじめとする当時の子供の夢であるマジンガーZ、グレートマジンガー、グレンダイザーの初の揃い踏みも期待できそうです。もしもその夢が叶うのならば、日本国内の盛り上がりはかつてないものになるかもしれません。
少し子供じみた発想ではありますが、まだ全容が発表されていない「プロジェクトG」。その発表まで想像と夢を膨らませたいと思います。
(加々美利治)



