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『スマブラ』に不知火舞が参戦できない理由は? 様々な規制をされたゲームたち

グロ過ぎて国内では販売されていないゲームも?

「フェイタリティ(Fatality)」のシーンもしっかり再現されていた、2021年公開の実写映画『モータルコンバット』Blu-ray(ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント)
「フェイタリティ(Fatality)」のシーンもしっかり再現されていた、2021年公開の実写映画『モータルコンバット』Blu-ray(ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント)

●「マリオ」シリーズ初のCERO-Bとなった『スーパーマリオ オデッセイ』

 任天堂の看板シリーズのひとつ「スーパーマリオ」シリーズはこれまで全年齢である「CERO:A」とされてきましたが、2017年に発売された『スーパーマリオ オデッセイ』は初の「CERO:B(12才以上のプレイが推奨)」となりました。あくまでも「推奨」のためプレイが禁止されているわけではないものの、小学生が対象外とされたことに驚くファンもいたようです。

 同作の「CERO:B」について、プロデューサーの小泉歓晃さんはインタビューで「リアルな街やタンク(戦車)が登場することからプレイする人の年齢が高めに見えてしまったのではないか」と語っています。実際に『スーパーマリオ オデッセイ』はさまざまな国をマリオがめぐるストーリーとなっていますが、そのなかには高層ビルが立ち並び、道路をタクシーが行き交う「ニュードンク・シティー」という近代的なステージがあります。

 明確な理由は判明していませんが、街のリアルな姿を追求した結果、「マリオ」シリーズでもCEROの判定が1段階上がってしまったとも考えられそうです。

●グロ過ぎて国内では未発売!映画化もされた『モータルコンバット』

 2021年に新しく実写映画化もされた『モータルコンバット』は、海外ではファンも多い対戦型格闘ゲームです。

『モータルコンバット』の大きな特徴は、相手にとどめを刺す演出「フェイタリティ(Fatality)」にあります。相手の脊髄ごと首を引き抜く、相手を凍らせて粉々に砕くなど、グロテスクな表現を理由に日本では近作が未発売となっています。

 一部のシリーズではバットマンやスーパーマンなどDCコミックスのキャラクター、映画『エルム街の悪夢』に登場する殺人鬼フレディ・クルーガーが使用でき、新規のファンも獲得。海外では社会現象も巻き起こすほど人気を集めていますが、日本でプレイするためには海外版を輸入するなどの方法しかありません。

●ストーリーも大幅な変更!日本語版でカットされたブラックすぎるクエスト『Fallout3』

 核戦争後の荒廃したアメリカを舞台にしたゲーム「Fallout」シリーズ。激しい銃撃戦や核の影響で変わり果てた動物や害虫の死骸も見られるため、これまでのCERO区分は当然ながら最も厳しい「CERO:Z」でした。そして、シリーズ3作目となる『Fallout3』は、2008年の発売前に日本版において「人体欠損表現と一部クエストの削除」という大幅な規制が発表されています。

『Fallout3』は序盤で不発の核弾頭が中心部に埋まっている街「メガトン」が登場しますが、海外版では核弾頭を解除するか、爆発させるかをプレイヤーが判断でき、爆破した場合は街が消滅、プレイヤーは別の街に住居をもらえるクエストがありました。しかし、日本語版では規制の対象となり、核弾頭の解除しか選べないようになっています。

 そのほか、放射能の影響や実験で生まれたクリーチャーやミュータントは戦闘によって四肢が欠損する描写がある一方で、人間の敵は出血するものの欠損する表現はなくなっていました。「規制が多すぎる」と不満を持ち、海外版をプレイするシリーズのファンも見られましたが、その背景には「規制が多すぎるとこのシリーズ特有の雰囲気や面白さが失われる」という考えがあったようです。

(田中泉)

【画像】規制されても仕方ないのか? スタイルよすぎな不知火舞の格好を再度チェック(5枚)

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