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今も議論が白熱? 『めぞん一刻』の響子さんは「面倒」なのか「デレ」で許されるのか

「面倒臭い」を覆す響子さんの魅力的なポイントとは?

 響子さんのやきもちの矛先は五代であり、残念ながら三鷹へはほとんどなかった。画像は『めぞん一刻』新装版 第4巻(小学館)
響子さんのやきもちの矛先は五代であり、残念ながら三鷹へはほとんどなかった。画像は『めぞん一刻』新装版 第4巻(小学館)

 そうはいっても、さきに述べたような面倒臭い点を覆すほどの魅力も持っています。なんといっても美人の響子さん。作品のなかでは水着姿を何度も披露していますし、そのスタイルについていぶきも感心していました。

●面倒見が良い

 響子さんは当初、苦学生を経て就職浪人となった五代にお弁当を作ったり洗濯をしてあげたり、正月にはおせちをふるまったりしました。また五代に来客があれば、お菓子やジュースを差し入れたりもします。

●一途であり、貞操観念が鉄壁

 五代に対し好意をもっていることは自明な響子さんですが、前夫に操をたてていることは前述のとおり。これは新しく誰かを好きになったら前夫への思いがウソになるのでは、という一途な思いからのようです。
 このような意識が強いため、三鷹との天秤疑惑はあるものの、結局は五代と結ばれるまで、男性との深い接触はかったようです。

●所作のかわいらしさがたまらない

 こずえのトリックでキスされてしまった五代。その現場を目撃してしまった響子さんは当然、不機嫌になりますが、五代は不意打ちだったと釈明。溜飲を下げた響子さんは別のトリックで五代にキスをしました。この一連のやりとり、そして響子さんが身長を合わせるために石段をひとつ昇ってキスする所作は、かわいすぎます。

響子さんが全ての「面倒臭さ」を吹き飛ばした瞬間

 やはり問題点は響子さんの「嫉妬深さ」や「面倒さ」になりますが、そもそも五代の「優しさ」の裏にあるデリカシーのなさであったり、こずえやいぶきをきっぱり拒絶しない優柔不断な言動だったりが起点になっているため、彼にも否があると言わざるを得ません。

 さて、それでも「面倒な女」に分があるようにみえる響子さんですが、こんなシーンがあります。

 響子と五代が初めて結ばれた後のことです。

響子「あたしね、ずっと言えなかったことがあるんです」
五代「なんですか?」
響子「ずっと前から五代さんのこと好きだったの」
 と微笑みキス。さらに……
五代「ずっと前って、いつから?」
響子「忘れちゃった!」

 この会話は、隅から隅まで無敵に尊く、「忘れちゃった!」の「!」に響子さんのテンションがうかがえ、神がかったかわいさがあります。

 こんなタイミングでこんなかわいいことを言われ、「デレ」を見せられたら、どんなに嫉妬深くても、面倒くさくても、独占欲が強くても全力で手の平を返し、全部めくれて筆者……いや大概の男性は釣られ、音無響子さんは肯定されるのです(たぶん)。

(南城与右衛門)

【画像】神々しい美しさ!『めぞん一刻』音無響子さんの白無垢姿(7枚)

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