『ドラゴンボール』史上最強のチート能力 謎多き種族に迫る 「サイヤ人より凄い!」
『ドラゴンボール』にはいろんな能力の持ち主が登場。超サイヤ人に変身した孫悟空や、宇宙の帝王と呼ばれるフリーザといった圧倒的な強者より、実は凄い能力を持っていた謎多き宇宙人の生態に迫ります。
凄すぎる特殊技能と戦闘能力を兼ね備える

昨年公開された映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』は世界的ヒットを記録し、連載開始から40年近くが経過した今も愛され続けている『ドラゴンボール』。作品の舞台は地球だけでなく、宇宙規模にまで膨らみ、いろんな宇宙人が登場することでも知られています。
主人公の孫悟空も実は地球人ではなく、サイヤ人という宇宙人だったことは周知の事実。一部のサイヤ人だけが変身できる“超サイヤ人”は、宇宙の帝王と呼ばれるフリーザすら恐れたほどの存在でした。
しかし、そんなサイヤ人以上に謎が多く、凄い能力をたくさん持っている宇宙人がいます。それこそが『ドラゴンボール』という作品の原点を作り出したナメック星人です。
●ドラゴンボール、神龍を作り出し「地球の神」へ
地球にいたナメック星人といえば、神様、そこから分かれたピッコロ大魔王、ピッコロ大魔王の生まれ変わりのピッコロになります。のちに神様は龍族の天才「カタッツの子」であることが明かされ、ドラゴンボールと神龍を作り出す特殊な能力と類まれなる戦闘能力の持ち主でした。つまりナメック星人がいなければ『ドラゴンボール』という作品は成立しなかったことになります。
どんな願いも叶えるドラゴンボールの存在は、地球人だけでなく、フリーザのような宇宙最強クラスの強者をも魅了。そんな夢のようなアイテムを作り出し、異なる星の神にまでなったナメック星人という種族の凄さに驚かされます。
●宇宙トップクラスの戦闘能力
ナメック星人の傑出した戦闘能力も見逃せません。ナメック星人の戦闘タイプであるネイルの戦闘力は42000。これは最初に地球に来たときのベジータを凌駕し、フリーザの部下のなかでもエリートであるギニュー特戦隊のメンバーと遜色ないレベルです。
しかもナメック星人は自身の体がバラバラになるレベルの傷を負っても、体の核が破壊されない限りは再生することが可能。さらに手足を伸ばしたり、自由に巨大化したりするなど、とてつもない身体能力を持っています。
かつて龍族の天才と呼ばれた地球の神様も、ピッコロ大魔王と分離して力を半減させなければサイヤ人相手でも死ぬことはなかっただろうと、ナメック星の最長老が明かしたほど。超サイヤ人やフリーザクラスの化け物、突然変異で生まれた強者にはかなわないかもしれませんが、ナメック星人の戦闘タイプの強さは、宇宙でもトップクラスだったのは間違いありません。