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『北斗の拳』最大の謎? なぜバットは北斗神拳を使えたのか 「師匠は誰?」

バットに兵法を教えていたのは?

『北斗の拳 究極版』7巻(徳間書店)
『北斗の拳 究極版』7巻(徳間書店)

 バットに北斗神拳を教えていたと考えられる人物は、他にもいます。ケンシロウとラオウの戦いが終わった後、リンとバットは南斗五車星のひとり・海のリハクの元に身を寄せていました。そのため、ファンの間では「海のリハクから兵法を学んでいたのでは」と推測されている様子。

 しかし、リハクは南斗一派の人間で、北斗神拳の知識はありません。一般的な兵法やリハクが使う五車波砕拳を学ぶことは可能ですが、北斗神拳をバットに教えることはできなかったでしょう。

 また2017年9月に発表された「パチスロ北斗の拳 新伝説創造」に登場するオリジナルキャラクターで、先代の元斗皇拳伝承者のひとり・翠光のオグルは、酒場で偶然出会ったバットの「愛する者を守りたい」という言葉を聞いて、バットに兵法を叩き込むエピソードが描かれています。しかしオグルは元斗皇拳伝承者であり、北斗神拳を教えることは不可能でしょう。とはいえバットは元斗皇拳なら、一定水準以上まで使えるようになっていたと推測できます。

 リハク、オグルから基礎的な兵法を覚えたことにより、「以前から見よう見まねで覚えていた北斗神拳が使用可能になった」と考える説が、もっとも有力かもしれません。なぜなら、北斗神拳は本来「見て覚える」実践的な教え方をされていた拳法であり、バットはケンシロウとライバルたちの死闘を、誰よりも近く、多く見ているからです。ラオウの愛馬である黒王号の背中に乗れる数少ない男でもあり、もともと器用さを武器に世紀末を生き抜いてきたバットだからこそ成せる技でしょう。

 しかし、本来は一子相伝の北斗神拳を完全に習得できるわけもなく、バットが放つ北斗神拳では敵を倒しきれなかったのも納得です。紹介してきた説はあくまでストーリーからの推測・考察ですが、2023年は『北斗の拳』誕生から40周年を迎える記念すべき年。なんらかのメディアで、北斗の拳に眠る謎が解明されていくかもしれませんね。

(LUIS FIELD)

【画像】黒王号の背中に乗ることができた数少ない男たち(5枚)

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