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スネ夫が放った大炎上しそうな「迷言」 ドラえもんへの「自然過ぎる」悪口

『ドラえもん』のメインキャラで、ジャイアンの「虎の威を借りる狐」であるスネ夫は、今までのエピソードで数々の迷言を残しており、今でもネットを盛り上げています。なかでもネット民を驚かせたのは、もはや「闇落ち」とも言えるような言葉でした。嫌な奴だけど憎めないスネ夫が、とんでもない暴言を残したエピソードをご紹介します。

さすがに言い過ぎ? スネ夫の迷言

『UDF ウルトラディテールフィギュア 藤子・F・不二雄作品 シリーズ13 スネ夫 全高約64mm 塗装済み 完成品 フィギュア』(メディコム・トイ)
『UDF ウルトラディテールフィギュア 藤子・F・不二雄作品 シリーズ13 スネ夫 全高約64mm 塗装済み 完成品 フィギュア』(メディコム・トイ)

『ドラえもん』に登場するスネ夫は、嫌味で自慢話が好きな性格です。根は悪い人間ではないのですが、自分の近くにいたら、ちょっと面倒に感じてしまうキャラかもしれません。そんなスネ夫は過去にとんでもない「迷言」を発して、ファンをビックリさせたこともありました。

 原作マンガ『ドラえもん』の7巻のエピソード「好きでたまらニャい」にて、ドラえもんとすれ違ったスネ夫は「ようどこ行くんだウスラデブ」とあいさつ代わりの暴言を吐きました。あまりにも自然な罵倒には、びっくりさせられます。

 しかも間が悪いことに、暴言を吐かれたドラえもんは「デブ」という言葉に敏感なタイミングでした。好意を寄せていた猫に話しかけたところ、「デブはイヤだ」と告げられ落ち込んでいたのです。なんとかのび太の励ましによってメンタルを回復していた矢先でしたが、スネ夫のせいでまた落ち込む事態になってしまいました。

 この暴言は、スネ夫のセリフのなかでも有名で、SNSでは今でも「今だったら、スネ夫訴えられるな」「通りすがりにドラえもんの心へし折ってくるスネ夫って……」と話題になっています。暴言を吐かれてしまったドラえもんは、なんとか意中の猫と友達になることができましたが、スネ夫とドラえもんが友達でいられることが不思議なレベルのエピソードです。

 また、『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』では、スネ夫は襲ってくる恐竜から助かりたい一心で「食べるならジャイアーン」と連呼しています。ジャイアンやのび太が、自分の方に恐竜を引きつけようと声を発するなか、スネ夫だけは踊りながら「食べるならジャイアーン」とジャイアンを指名をするのです。これにはさすがのジャイアンも、呆れた様子でした……。

 友達を裏切るような発言をしたスネ夫でしたが、意外にもネット上ではこの場面の彼への否定的な声は多くありませんでした。自分が助かりたいばかりに、振り切れてループ映像のように踊るスネ夫の姿は、「不滅の面白さだった」「急に本性あらわして笑った」「映画のMVP」と、「名シーン?」として支持されています。

 その他、「自信ぐらつ機」というエピソードでは、スネ夫から「今の世の中でものをいうのはお金だよ。それに頭とルックスさ」というパワーワードが飛び出します。身も蓋もないながらも、否定はしづらい面もある言葉ですが、小学生にしてもうそんな考えが染みついているのは、ちょっと嫌ですね。

 SNSでも「さすがに受け入れがたい」「この世の真理だな」など賛否の声が寄せられたこちらの発言でしたが、ドラえもんが「自信ぐらつ機」を使った途端、スネ夫は急変します。このひみつ道具は、「アンテナを付けられた人が自信を喪失する」という効果があったのです。

 アンテナを付けられたスネ夫は、のび太に自信満々の発言をした人とは思えないほど卑屈な性格に……。「自信ぐらつ機」で少しは自分を見直すきっかけになればいいのですが、根本の性格を直すことはひみつ道具でもそう簡単にはいかないのでしょう。

 スネ夫はたしかに性格が悪い一面があるものの、もちろんエピソードによっては、仲間を助ける優しい性格も持ち合わせています。また、スネ夫は臨機応変に立ち回れる性格で、コミュニケーション能力も高く、褒め上手でもあるため、彼から生き方を学ぶ『「スネ夫」という生きかた』『スネ夫という処世術~コミュニケーションの達人に学ぶ!』という本も書かれています。頭の回転が速く、口が達者だからこそ、上記のようなファンの心に残る「迷言」も生まれたのでしょう。

(LUIS FIELD)

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