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『ガンダム』打ち切り後に原点回帰…サンライズを支えた「王道」スーパーロボットアニメ2作

主人公は社長で小学生?

勇ましい風貌で立つトライダーG7を立体化した『超合金魂 GX-66R 無敵ロボ トライダーG7 約240mm ABS&PVC&ダイキャスト製 塗装済み可動フィギュア』  (バンダイスピリッツ)
勇ましい風貌で立つトライダーG7を立体化した『超合金魂 GX-66R 無敵ロボ トライダーG7 約240mm ABS&PVC&ダイキャスト製 塗装済み可動フィギュア』 (バンダイスピリッツ)

『トライダーG7』は『ガンダム』や『ザンボット3』のような過酷な現実を描くのとは真逆の、子供がロボットに対して描く憧れを具現化した作品ともいえるでしょう。

 主人公竹尾ワッ太は野球が好きで勉強が苦手な小学生です。しかし、父から受け継いだ宇宙の何でも屋「竹尾ゼネラルカンパニー」の二代目社長として、社員の雇用を守るためと宇宙征服を目論むガバール星が送り込むメカロボットを倒すために、トライダーG7に乗り込んで宇宙に飛び出します。

 他の社員たちは基本的にトライダーを格納するトライダー・シャトルで後方支援をします。命がけでメカロボットと対峙するのはトライダーにいるワッ太のみです。今なら完全に児童虐待ですが、どんな危機にあっても、無敵ロボの名前の通りトライダーG7が最後には完全勝利をおさめます。地球の運命はワッ太ひとりとトライダーG7に委ねられているという子供の万能感を満たしながら、ガンダムとは真逆の明るく楽しい作品でした。

 任務のために授業中に抜け出せるワッ太を、番組を見ていた全国の小学生がうらやましがりました。また、敵ロボットと戦いながら、会社の売上や利益を気にしなければなりません。ロボットアニメでありながらリアルな経済的な部分を描いており、ある意味ガンダム以上にリアルな作品でした。創業して数年の日本サンライズの厳しい経済事情も重ねられていたのかもしれません。この系統の作品がシリーズ化されていたら、また違った作品群が生まれていたことでしょう。

【画像】カッコいい! 王道スーパーロボットの雄姿を見る(5枚)

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