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真田幸村もてあましがち? 40周年『信長の野望』の「あるある」プレイ

1983年にPC版の第1作が発売され、現在までシリーズが続く歴史シミュレーションゲーム『信長の野望』は、戦国大名になりきって内政や軍事の指揮を執れるリアルなゲームで、シリーズが長いだけにプレイにクセがついてしまっているファンもいるはずです。そこで『信長の野望』で、「やってしまいがちなこと」をピックアップします。

脈々と続くシリーズだけにプレイでやってしまいがちなこと!?

『信長の野望 新生 公式ガイドブック』(KADOKAWA)
『信長の野望 新生 公式ガイドブック』(KADOKAWA)

 1983年に第1作となるPC版が発売され、今年・2023年に40周年を迎えたゲームシリーズが『信長の野望』です。有名無名の大名を選択して群雄割拠の戦国時代を平定していくというゲームで、長く愛されているシリーズだけにプレイに「クセ」がついてしまっているファンも多いでしょう。そこで『信長の野望』でよくやってしまう、「プレイあるある」を振り返ります。

●島津家を選択するも九州は強豪が多すぎて本土進出に時間かかりがち

「信長の野望」シリーズでは、プレイスタート時に織田信長や武田信玄、上杉謙信など超有能なスター武将を選ぶのももちろんアリですが、いずれも周辺には強豪家が多いため東進、西進は両方とも難易度が高いです。

 一方、地方の大名からスタートできるのもこのゲームの醍醐味で、背後からの攻撃の憂いをなくすため、北は蝦夷の蠣崎家、南は薩摩の島津家という端の土地を選択するとプレイしやすくなります。しかし、島津家は一門や配下武将が強キャラが多く頼もしい一方、九州勢は龍造寺家、大友家という強豪がおり、抱える武将も猛者ばかりです。そのため、結局九州統一や本土進出までには時間がかかってしまいます。

 やっとのことで本土にたどりついても、勢力図が史実とは大きく違い、毛利家がぐいぐいと京都まで飲み込んでいる、というようなことも「あるある」です。

●終盤に登場する真田幸村、伊達政宗をもてあましがち

 織田信長が勢力を拡大していった1570~80年ごろは、そもそもの武将数も多く、魅力的で強い有名な人物も多いため、合戦や内政もわくわくしながらプレイできます。しかし信長が死ぬ1582年を境に、その後をシナリオでプレイすると、登場武将も徐々に減り、なんとなくプレイに行き詰まりを感じ出すのです。これを打開するのは真田幸村(信繁)や伊達政宗ら、戦国末期の強キャラたちの存在ですが、登場までにはやや時間がかかります。

 そして彼らがいざ登場すれば是が非でも配下に置く、もしくは大名としてプレイしたいものですが、これくらいの年代になると他勢力に強い武将も減り、肉薄して勝つというようなヒリヒリする感覚が薄まり、彼らを持て余してしまう傾向があります。

●お気に入り武将でトドメ刺したいけど失敗しがち

 いずれのシリーズも大差はないと思いますが、合戦において敵武将にトドメを刺したり、捕縛したりすると勲功が多く得られます。当然、戦闘力の高い武将であれば一撃のダメージも大きく、とどめを刺しやすいです。

 しかし、お気に入りの武将が智謀は高いが戦闘力が低いという場合は、トドメを刺さず、他の武将による絶妙な調整が必要です。スパロボにおける精神コマンド「てかげん」のように、強い武将である程度削ってあげるのですが、うっかりそのままトドメを刺してしまいがちです。結局、お気に入り武将の勲功がなかなかたまらないという現象が起きます。

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