婿ではないマスオはなぜ「サザエの実家暮らし」? 衝撃の理由に「サイコパスかよ」
国民的アニメ『サザエさん』といえば家族7人の姿が当たり前です。しかし、マスオとサザエは結婚当初、借家に住んでいました。今では磯野家で生活していますが、とある回で実家住まいの理由が明かされ、衝撃的だと話題になったようです。
フグ田夫妻は「堀川くんよりもサイコパス」?
国民的長寿アニメ『サザエさん』といえば、7人家族がすぐに思い浮かぶでしょう。サザエとマスオのフグ田夫婦も磯野家で生活していますが、結婚当初は借家に住んでおり、同居に至った理由が衝撃的で話題になりました。同居の理由が明らかになったエピソードは、2019年3月24日に放送されたエピソードの「カツオのサクラ狂想曲」です。
ある日カツオは、空き地で立派な桜の木を悲しそうに眺める女性・桜子を見かけます。カツオは花沢さんの実家の不動産屋で、桜子は以前にその空き地にあった家に住んでいたと聞きました。同時に、新しい家を建てるために桜の木は伐採されてしまうことを知るのです。
桜の木を守りたいカツオは家族に救いを求め、波平に土地を買って欲しいと無茶な要求をします。見かねたサザエは地主に掛け合おうとしますが、波平に遮られてしまうのです。止める理由をサザエが波平に聞いたところで、サザエとマスオが磯野家に同居するようになった驚きのきっかけが明かされました。
ふたりは新婚時代、借家に住んでいました。ただ、そこでマスオは木製の塀を無断で切り、棚の材料に使おうとしてしまいます。これを目撃した大家は当然怒って、フグ田夫婦を追い出そうとしました。
しかし、追い出されそうになったサザエが逆上し、大家をボコボコにしてしまうのです。騒ぎを聞きつけた波平が訪ねると、大家はたんこぶを作り顔に傷を負っていました。その結果、波平が謝罪をして借家を解約します。マスオの失態とサザエの暴挙により、ふたりは磯野家で生活するようになったのです。
マスオとサザエがやらかしていた事件に、ネット上では「驚きを隠せない」とのコメントが多くありました。「マスオさん婿入りしたわけじゃないのに、何でサザエの家で暮らしているんだと思ったらそういう理由か」「堀川くんよりもサイコパス!」「マスオもサザエも頭がおかしい」「国民的アニメでなんという衝撃」といった声も上がり、フグ田夫妻のワイルドさに衝撃を受けていたようです。
ちなみにエピソードの終盤、地主は磯野家と桜子がうれしそうにお花見をする姿を見て、桜の木の伐採を取りやめました。
「カツオのサクラ狂想曲」は全体的にあたたかい雰囲気で展開されます。しかし途中のマスオとサザエが起こした事件のインパクトが強すぎて、歴史ある『サザエさん』のなかでも忘れられないエピソードとして視聴者の記憶に残ったことでしょう。
(LUIS FIELD)