マグミクス | manga * anime * game

同じ作業の繰り返しで「苦行」? クリアへの道が過酷すぎたファミコンソフト3選

とにかくお金が大事!稼ぎプレイを強いられるRPG

●『未来神話ジャーヴァス』

1986年11月21日発売『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』。西遊記をベースにしているが関係性は希薄。キャラクターの移動スピードが遅くストレスに。画像は当時発売された攻略本(バップ)
1986年11月21日発売『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』。西遊記をベースにしているが関係性は希薄。キャラクターの移動スピードが遅くストレスに。画像は当時発売された攻略本(バップ)

「新時代の到来を求めて地球を出発し、宇宙での長旅を経てようやく帰還の途についた主人公。しかし時が過ぎ去った地球では異変が生じ、文明も生物も何もかもが違っていた。かつての地球を取り戻すべく、主人公はたった1人で調査に乗り出す」。こうした前置きから始まる『未来神話ジャーヴァス』は、1980年代の後半に誕生したアクションRPGです。

 冒頭から壮大なスケールの雰囲気が漂っており、プレイヤーは各地を巡りながら仲間を集め、自身も含めた戦力アップを目指していきます。ただし、この過程は生半可な覚悟で達成することはできません。というのも、同作はあらゆる場面で「お金を稼ぐ」ことが求められるからです。

 主人公の装備を整えるため、お店で武器や防具を買い揃える。お金と引き換えに通行手形を手に入れ、フィールド間の関所を超える。自軍の強さを喧伝するべく、エントリー料を支払ってギルド対抗戦に挑む(ギルド戦をしないと仲間を増やすことが難しい)。この3種類の作業だけでも、相当な労力が求められます。

 同作は「2メガ」という、ファミコンにしては大容量を謳った作品ではあったものの、達成感が得られるまでに途方もない作業を強いられます。ゆえに神話の結末へたどり着くことなく、多くのプレイヤーが匙を投げてしまいました。こうして振り返ってみると、『未来神話ジャーヴァス』は登場が早すぎた作品だったのかもしれません。

(龍田優貴)

【画像】パッケージでは普通に面白そうなのに? プレイヤーを悩ませたファミコンの「苦行」ゲーム(4枚)

画像ギャラリー

1 2

龍田優貴関連記事

もっと見る

編集部おすすめ記事

ゲーム最新記事

ゲームの記事をもっと見る