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見逃してない? もっとヒットしてもよかったハズの23年おすすめ「実写化」映画

2023年も残りわずかになりましたが、みなさんは今年どのような映画が公開されたのか覚えていますか? オリジナル作品から実写・アニメ映画化作品、リメイク作品など、数えきれないほどの作品が誕生しました。今回はそんな数あるタイトルから、「マンガ原作」で「もっとヒットしてもよかった2023年のおすすめ実写化映画」4作品をご紹介します。

一部では話題を呼んだけど?

『聖闘士星矢 The Beginning』Blu-ray(Happinet)
『聖闘士星矢 The Beginning』Blu-ray(Happinet)

 2023年も、残すところあとわずかになりました。鑑賞した映画の感想を振り返ったり、見逃した作品を改めてチェックしたりしているタイミングではないでしょうか。今年も数多くの作品が公開されましたが、今回はそのなかからマンガ原作で「もっとヒットしてもよかった」と思う、2023年のおすすめ「マンガ原作実写化映画」を4作品ご紹介しましょう。

●『聖闘士星矢 The Beginning』

 車田正美先生の人気マンガ原作の『聖闘士星矢 The Beginning』は、全米に先駆けて2023年4月28日に日本公開を迎えました。新田真剣佑さんを主演に起用した本作は、主人公・星矢が修行を重ねながら、内なる小宇宙(コスモ)に目覚めていく過程を描いた作品です。

「週刊少年ジャンプ」の歴史に名を残すタイトルながら、公開後の評価はお世辞にも良いとは言えません。興行的にも「爆死」と言われていて、残念な結果を残す形となりました。ただ本作を「聖闘士星矢のエピソード0」、純粋なアクション映画としてとらえれば「そこまで悪くはないのでは?」とも思えます。VFXを駆使したアクション描写はド派手な絵作りになっていて、リアル路線の格闘戦はスタイリッシュなカメラワークも必見です。

 原作がビッグネームだけに、つい「大ヒットして当たり前」と考えてしまうかもしれません。とはいえ星矢を運命の戦いに誘うキド役のショーン・ビーン、キドの執事・マイロック役のマーク・ダカスコス、アテナの命を狙うグラード役のファムケ・ヤンセンなど、スター俳優とは違う「渋い」キャスティングを考えると、もともと爆発的なヒットは求めていなかった可能性もあります。

 その後、真剣佑さんはNetflix実写ドラマ『ONE PIECE』のゾロ役で絶大な支持を獲得しました。ドラマ配信後に映画が公開されていたら、もう少し評価が変わっていた……かもしれません。

●『おとななじみ』

 人気少女マンガ『ラブ★コン』で知られる中原アヤ先生原作の『おとななじみ』(2023年5月12日公開)は、「両方片想い」という幼馴染同士の絶妙な関係を描いたラブコメディ作品です。恋愛に鈍感な超残念男子・ハル役に井上瑞稀さん、ハルを想うオカン系女子・楓には久間田琳加さんが起用されました。

 高校を舞台にしたラブコメ映画が多いなかで、子供ではない、かといって精神的に大人にもなりきれていない24歳の男女にスポットを当てた作品は珍しいのではないでしょうか。お互い一途に相手を思いやるも、あと一歩が踏み出せず焦りを隠せない姿は学生の恋愛とは一味違うジレンマも感じさせます。

 また本作は遊び心に満ちあふれており、ハルが「青天の霹靂」を「閉店の関取」などと言い間違えたり、真っ黒なネガティブモンスターと化したりする姿も見ものです。なお口うるさいオカン系女子を演じた久間田さんは、同名小説を映画化した『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』にも出演しました。一転して本音が言えない少女を好演しているので、ソフト化・配信時にはこちらもぜひ注目していただきたいです。

【画像】キャラは似てる? 別物? ハリウッド版『聖闘士星矢』の登場人物たち(6枚)

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