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視聴者「唖然…」 とんでもない最終回で嵐を巻き起こしたアニメ3選

アニメの結末を円満なハッピーエンドにすべきか、ほろ苦いビターエンドにすべきか……。人によってそれぞれ好みは違うので、誰もが満足するエンディングにすることは簡単ではありません。ですが時には、誰が望んでいたのか分からないような「トンデモ最終回」が描かれてしまうこともあるようです。

すべては虚構? 衝撃の「メタフィクション」エンド

主人公のボーボボたちをフィーチャーした原作連載20周年の記念ビジュアル (C)澤井啓夫/集英社・東映アニメーション
主人公のボーボボたちをフィーチャーした原作連載20周年の記念ビジュアル (C)澤井啓夫/集英社・東映アニメーション

 主人公である碇シンジが大勢のキャラクターたちに囲まれながら祝福を浴びていき、最後は「全ての子供達(チルドレン)におめでとう」。

 そんな誰も見たことがないエンディングを描いたことで、TVアニメ版『新世紀エヴァンゲリオン』は数十年後まで語り継がれる伝説の作品となりました。

 同作はかなり極端な例ではありますが、実はほかにも「トンデモな最終回」によってアニメ史に爪痕を残した作品は存在します。突然のメタフィクション、強引な打ち切りエンドなど、視聴者の想像を軽々と超えていった衝撃作を振り返ってみましょう。

●『勇者特急マイトガイン』

 1993年から放送された『勇者特急マイトガイン』は、「勇者」シリーズの第4作目にあたるロボットアニメです。電車がロボットに変形するというコンセプトで、人格を持つ「勇者ロボ」とともに悪を成敗する組織「勇者特急隊」の活躍を描いています。

 序盤こそスーパーロボットものとして「勇者特急隊」の活躍が描かれていましたが、終盤では打って変わって重苦しい展開が訪れます。強敵を相手に何度も撤退を強いられ、絶望的な状況へと追いやられていくのでした。

 一応、最後は主人公がヒロインと結婚し、ハネムーンへ飛び立つという、絵に描いたようなハッピーエンドを迎えるものの、物語はそれでは終わりません。ハネムーンに向かったふたりが描写されたかと思えば、だんだん画面が引いていき、その絵がアニメの「セル画」であることが示されるのです。

 実はラスボスとなる人物も、自身が「三次元人」であることを語っており、物語のすべてが作りものだったことを示すようなメタフィクション的構成となっていました。それに拍車をかけるように、最後に「この物語はフィクションであり、登場する人物、企業、団体は全て架空のものである」というテロップまで表示されています。

 ちなみに最終回のサブタイトルは「嵐を呼ぶ最終回」であり、その名に違わぬ賛否両論を巻き起こしました。

●『ボボボーボ・ボーボボ』

 想像の斜め上をいくアニメといえば、『ボボボーボ・ボーボボ』は外せません。常人離れしたギャグが惜しげもなく繰り出される同作は、放送されるたびに賛否両論を巻き起こしました。当時は日本PTA全国協議会が発表していた「子どもに見せたくない番組」ランキングの常連になっていたほどです。そんな汚名がついたばかりに、最終回を迎える前にすべてのスポンサーが降板したという逸話すら存在しています。

 さらに最終話の内容もかなり衝撃的でした。放送終了間際だというのに、主人公たちが敵のアジトへと乗り込み、ラスボスとの戦いがまさに始まらんとするシーンが描かれます。そこで、キャラクターのひとりが突然「完」と書かれた札を掲げ、「バイバーイ!」と無理やり締めくくってしまうのです。

 当然、ほかのキャラクターたちは「えー!? ここで終わり!?」とツッコミを入れるのですが、そこで幕が下ろされます。なんともボーボボらしい、最後の最後までハジケた展開だったといえるでしょう。

【画像】えっ、うそでしょ…? これが、まさかの「全滅エンド」で終わった作品です(5枚)

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