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歴代ヒット作に続けるか? アニメ化されそうな「ジャンプ+」作品たち

集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+」は、『SPY×FAMILY』や『忘却バッテリー』などアニメ化される作品が多いことでも有名です。そんな「少年ジャンプ+」作品で次にアニメ化されるのはどの作品なのか、アプリでの閲覧数データや受賞履歴から考察してみます。

アニメ化された『少年ジャンプ+』作品の代表格といえば?

大人気『SPY×FAMILY』は映画も大ヒット! 『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』本ポスタービジュアル (C)2023「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会 (C)遠藤達哉/集英社
大人気『SPY×FAMILY』は映画も大ヒット! 『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』本ポスタービジュアル (C)2023「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会 (C)遠藤達哉/集英社

 TVアニメだけでなく舞台化や映画化なども果たした『SPY×FAMILY』(作:遠藤達哉)や、2024年1月8日からTOKYO MXなどでアニメ放送が開始された『姫様“拷問”の時間です』(原作:春原ロビンソン、作画:ひらけい)など、集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+」(以下、ジャンプラ)で連載されている作品のアニメ化が近年増えています。

 他にもジャンプラ連載作品ですでにアニメ化が決定している作品も多く、「次にアニメ化されるジャンプラ作品はどれか?」と考えながらマンガを読んでいる方もいるのではないでしょうか。実際に、どのジャンプラ作品が次のアニメ化を勝ち取るのか推測してみます。

 この記事の『少年ジャンプ+』閲覧数データは2024年2月7日から2024年2月22日までに最新話が公開された日の、20時頃の確認した数値を参考に記載しています。

 基準とするデータは、2024年2月に公開されたジャンプラ作品最新話(番外編を除く)が、公開から20時間経過した段階でのアプリで確認できる閲覧数とします。例えば圧倒的な人気を誇り2024年4月からのアニメ放送も近付く『怪獣8号』(作:松本直也)は、最新話の閲覧数が112万回を超えており、最新話以前3話の平均閲覧数も約250万回でした。

 ちなみに、こちらも2024年にアニメ化が決定している『ダンダダン』(作:龍幸伸)は最新話が約90万回閲覧されており、平均閲覧数も約160万回で、かなり人気が高いことが分かります。

 続いて2024年1月にアニメ放送開始となった『魔都精兵のスレイブ』(原作:タカヒロ、作画:竹村洋平)は最新話の閲覧数が約69万回、平均閲覧数は約120万回です。また2024年にアニメ化が決定している『株式会社マジルミエ』(原作:岩田雪花、作画:青木裕)は最新話の閲覧数が約42万回、平均閲覧数は約65万回であり、同じくアニメ化決定済みの『2.5次元の誘惑』(作:橋本悠)は最新話の閲覧数が約44万回、平均閲覧数は約73万回を達しています。

 このデータをアニメ化の基準のひとつとすれば、最新話の閲覧数が約40万回、平均閲覧数が65万回以上の作品には「アニメ化の可能性」があると推測できます。加えて2021年に第14回マンガ大賞を受賞した『葬送のフリーレン』(原作:山田鐘人、作画:アベツカサ)や、「次にくるマンガ大賞2019」「このマンガがすごい!2020 オトコ編1位」を受賞した『SPY×FAMILY』などの受賞作が多くアニメ化されているように、「話題性に加えて受賞歴も兼ね備えた作品は、次にアニメ化が期待できるのではないでしょうか。

【画像】え…っ? 知らずに見てた? これが「ジャンプラ」発のアニメ化作品です(6枚)

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