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フリーレンの中の人は元会社員 声優たちの前職が「ちょっと面白い」「特殊だな」

「ブルボン」就職から声優になるまでの紆余曲折

画像は、金田朋子さん演じるおしりかじり虫が描かれた「おしりかじり虫 かじり屋、本日開店!?」DVDパッケージ(アミューズソフトエンタテインメント)
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 声優を夢見ながら社会人経験を積み重ねるのではなく、そもそも別の夢を目指していた……という人も存在します。たとえば『NARUTO -ナルト-』のはたけカカシ役や『夏目友人帳』ニャンコ先生役などを代表作に持つ井上和彦さんは、声優ではなくプロボウラーに憧れていたらしく、夢を叶えるためにボウリング場に就職したほどです。

 しかしそこで職場の人間関係がうまく行かず、半年で夢を断念し、当時は人と話すことすら苦手になってしまったそうです。そんな折、友人が声優を目指すという話を聞きつけ、「養成所に行けば人と話す訓練になるかも」という考えから一緒に入所試験を受け、見事合格を収めることになりました。

 1973年に放送された『マジンガーZ』の兵士役でアニメデビューを果たした井上さんですが、もし職場の人間関係がうまくいっていたら、あるいは友人が声優を目指していなければ……、「声優」井上和彦は存在していなかったかもしれません。

 また金田朋子さんは声優が天職だと思われるほど独特の声で知られていますが、実は紆余曲折を経ています。もともと大学では建築を学んでおり、その後自分には不向きだと考えて別の道へ進むことを選びます。そして「お菓子が好き」という理由で製菓会社「ブルボン」に入社し、新潟本社に配属されたのですが、新潟県の積雪が高くて自分の背が埋もれてしまうため……という一風変わった理由から、わずか数カ月で退職するのでした。

 退職後は高島屋のおもちゃ売り場で働いていましたが、その頃に姉から声優の養成所に通うことをすすめられたそうです。そして夜間レッスンに通いながら腕を磨き、現在のキャリアを築くに至るのでした。

 ちなみに金田さんは2017年に、「ブルボン」のCMソングを担当するという運命的な再会を果たしています。当時のブログには「前からお仕事できたら嬉しいなぁ~と思っていたブルボンさんとお仕事ご一緒できました!!」「めちゃめちゃめちゃめちゃ嬉しかったです」と喜びがつづられていました。

 声優業界は、最初から声優を夢見ながら追いかける人もいれば、成り行きでたどり着く人もいるようです。こうして見てみると、何がきっかけになるのか分からないものですね。

(ハララ書房)

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