アカレンジャー・誠直也さんの前作『ファイヤーマン』は儚い幕切れながら重要作?
『ファイヤーマン』の経験が『秘密戦隊ゴレンジャー』につながった
![「スーパー戦隊 Official Mook 20世紀 1975 秘密戦隊ゴレンジャー [雑誌] (講談社シリーズMook)」(講談社)](https://magmix.jp/wp-content/uploads/2024/03/240228-fi-02-231x300.jpg)
人気が出なかった要因は、真面目で熱血な岬の回りのキャラクターが渋くて華やかさに欠けていたことが理由のひとつかもしれません。SAFのメンバー役だった岸田森さん、睦五郎(現、睦五朗)さん、平泉征(現:平泉成)さんなどの名優が顔を連ねていて、誠さんが少し萎縮しているようにも見えます。紅一点の女性隊員役の栗原啓子さんも、モデル出身で演技未経験だったそうで硬さが目立ちました。
「スーパー戦隊 Official Mook 20世紀 1975 秘密戦隊ゴレンジャー」(講談社)に掲載された誠さんのインタビューによると、誠さんは岸田さんや睦さんから厳しく演技を指導されたようで、「この『ファイヤーマン』という作品で森さんや睦さんと半年間仕事ができたということで、『今後も役者をやっていけるな!』という確信が持てました。あのお二方がいなかったら『あぁ、(演技なんて)こんなもんかい!』なんて思ってしまって、役者を続けていなかったかもしれないね」と語っています。
『ファイヤーマン』の成果もあってか、次の主演作『秘密戦隊ゴレンジャー』は大ヒットして約2年間続きました。そして『ゴレンジャー』が終了後、すぐに誠さんは1977年4月にスタートした刑事ドラマ『特捜最前線』に出演します。
ちなみに、このドラマには『仮面ライダー』の藤岡弘、さん、『仮面ライダーストロンガー』の荒木茂さんもレギュラー出演していました。誠さんは、特命課随一熱血の吉野刑事を8年半に渡って演じます。
誠直也さんは『ファイヤーマン』『ゴレンジャー』『特捜最前線』と、常に「熱い男」を演じ続けたのです。
(LUIS FIELD)



