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ザクをフル活用せよ! ジオン側の貴重な戦力は戦中戦後を通しどう使われたのか?

戦闘爆撃機とのニコイチも…!

いわゆる「直線番長(まっすぐだけめちゃはやい)」という「HG 1/144 ドラッツェ」(BANDAI SPIRITS) (C)創通・サンライズ
いわゆる「直線番長(まっすぐだけめちゃはやい)」という「HG 1/144 ドラッツェ」(BANDAI SPIRITS) (C)創通・サンライズ

●ドラッツェ

「MS-21C ドラッツェ」は、深刻な物資不足に悩む「デラーズ・フリート」(『機動戦士ガンダム0083』)が損傷、もしくは製造途中の段階で持ち出されたF2型ザクIIの胴体をベースに、「ガトル」戦闘爆撃機の胴体をバックパックとして取り付けた簡易型MSです。脚部はガトルのパーツを加工したスラスターモジュールとプロペラントタンク、ザクIIの盾を加工したスラスターポッドで構成されており、高速機動に適した形状となっています。

 直線の加速性能だけは非常に高く、「リック・ドムII」にも匹敵するといわれていますが、AMBAC機動(機体の手足を活用する機動)ができないため運動性は低く、直線的な行動を余儀なくされる弱点を抱えています。

 武装は右腕に3連装の40mmバルカン、左腕シールド裏に「ビーム・サーベル」を装備しただけであり、戦闘力は同時代のMSと比較すると極めて低い機体です。なお、ビーム・サーベルの運用については専用の小型ジェネレーターと冷却装置を組み込むことで対応しています。

 全30機ほどが生産され、移動の速さと戦闘力の低さからおもに偵察や陽動、哨戒任務に使用されましたが、時には戦闘に投入されることもありました。

 多くはデラーズ紛争で破壊されたものの少数が生き残り、「ラプラス事変(『機動戦士ガンダムUC』)」でも「袖付き」のカラーリングを施した機体の存在が確認されています。

(早川清一朗)

【画像】なるほど建機だ こちら地上の密林で運用されたという「ザクタンク」です(11枚)

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