『ワンピース』伝説の男“ジョイボーイ”の死因は? ルフィの先代に秘められた謎
『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する謎の人物「ジョイボーイ」は、一体何者で、どうして「罪を犯した」といわれているのでしょうか?
ジョイボーイの正体が気になる
『ONE PIECE(ワンピース)』には、ほとんどが謎に包まれた「空白の100年」というものがあります。この期間の出来事は資料などにも載っておらず、情報が記載されている「歴史の本文(ポーネグリフ)」を調べることも禁じられていました。
※この記事には単行本『ONE PIECE』109巻以降の内容を含みます。
ただ少しずつ、断片的な情報が明かされており、特に「ジョイボーイ」について、いくつかの事実が明かされています。
そもそも「ゴール・D・ロジャー」や「カイドウ」、「光月おでん」はジョイボーイの存在を知っていたような描写が見受けられました。これはジョイボーイが「最初の海賊」出会った影響も少なからずあるでしょう。トップレベルの海賊たちにとっては常識ともいえる人物だったのかもしれません。
「エッグヘッド編」では、長い間「エッグヘッド」に眠っていたロボット「エメト」による回想シーンで、シルエットまで明かされました。また、ルフィたちが大苦戦を強いられた「五老星」を圧倒し、遠くにいるはずのイム様にまで影響を与えるほど強力な覇気の使い手でもあります。
死んでもなお、そこまで貴族たちを震え上がらせているジョイボーイですが、世界政府の前身組織である20の国から成る「連合軍」に敗北しました。では、どうして負けてしまったのでしょうか?
推測される理由はふたつ考えられそうです。
ひとつ目は、ロジャーと同じ「病気が発覚した」パターンです。これまでの情報からは、純粋な戦いにおいてジョイボーイが負けるとは思えません。不治の病にかかったことで、いま自分が勝利を収めるのではなく、未来の「誰か」へ託そうと考えたのではないでしょうか?
ふたつ目は、「エドワード・ニューゲート(白ひげ)」のように「身内に裏切られた」パターンです。正確には白ひげの死因はそれだけではありませんが、エメトと話す様子からジョイボーイもかなり仲間を大切にする人物だとうかがえます。
エメトに「いざってとき」のために自身の最大級の覇王色の覇気を体内に閉じ込めたことから、自分の身に何かある、と何となく感じ取っていたのかもしれません。
現状、麦わらの一味は「空白の100年」に詳しそうな「ベガパンク」とともに行動し、数多くの資料が運び込まれた巨人族の暮らす地「エルバフ」へ向かっています。この調子でジョイボーイの新情報が明かされていけば、「空白の100年」がすべて解き明かされる日もそう遠くないのかもしれません。
(マグミクス編集部)