なぜ人気キャラは権利切れ後ホラー化されるのか? 『マッド・マウス』監督&プロデューサーインタビュー
エンドクレジット後にも仕掛けが?

※以下、少しだけ本編のネタバレといえる要素に触れています。読んでも楽しめる範囲のことだとは思いますが、サプライズも含めて楽しみたい方はご注意ください。
●殺人鬼の弱点の由来は?
――殺人鬼の意外な弱点が「フラッシュライト」という点は、昔のフィルムの作品である『蒸気船ウィリー』ならではの「映像のちらつき」を連想したのですが、そこから取られたアイデアだったのでしょうか。
ジェイミー それにしたら良かったかな。今度からはそれを理由だって言おうかな。
サイモン 採用! それが理由なんだよ!
――いえいえ! 本当のことを言ってくださいよ!
ジェイミー いやまあ、単純に殺人鬼に対抗するための必要な弱点っていうので用意したんだけれどね。あとはサイモンが子供の頃、懐中電灯の光が苦手で、怖がっていたことが由来になっているね。もうちょっとトラウマとか、理由をつけてもいいかもね。
●エンドクレジットが始まっても席を立たないで!
――本作で特に愛情を込めたポイントや、観てほしいところがあればぜひ教えてください。
サイモン 女の子がVRの機器を装着して遊んでいるシーンだね。『蒸気船ウィリー』の時代からやってきたミッキーは、VRを見たことがないから何がなんだか分かんないんだよ。
ジェイミー そうそう、そこで彼は「これはなんだろう」と見て学んでいるんだ。
サイモン 本来はあのシーンはもう少し長かったけど、長すぎるから監督がちょっと短くしたんだよね。でも楽しいシーンになっていると思うよ。
――そういえば、エンドクレジットに入った後も作品が続くので、途中で帰ってしまう人がいないことを祈っています。
ジェイミー そうだね! 実はあれも日本独自のバージョンのラストで、北米やヨーロッパで公開されてるものにはないんだよ。しかも、僕たちは続編を考えていて、その続編の冒頭と、今回の終わり方は「つながっている」んだ。だからなのか、YouTubeでは「『マッド・マウス』の終わりを考える」っていう動画も投稿されているそうなんだ。続編は単体で楽しめるようにもするつもりだけど、本作を楽しんだ人には続編にも期待してほしいよ。
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さまざまな工夫、思いが込められたホラー映画『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』は3月7日から上映中です。まずは「始まり方」に笑って、最後まで席について楽しんでください。
(ヒナタカ)


