『ガンダム』セイラの全裸ピンナップ…80年代アニメ誌に掲載「悩ましのアルテイシア」の衝撃
『機動戦士ガンダム』に登場するセイラ・マスは、いまなお非常に人気の高いキャラクターです。劇場版『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』では、クオリティーの高いお風呂シーンが描かれ、多くの青少年の心を揺さぶりましたが、実は彼女にはヌードピンナップが存在しています。ご存じでしょうか？
女性キャラの価値はどう生み出された？
いま、大きな駅を歩けばアニメやゲームのキャラクターが描かれた、巨大広告を見ることは珍しくありません。電車や車にキャラクターがラッピングされることも当たり前になり、グッズを取り扱うショップに行けば膨大な数のアクリルスタンドやタペストリー、フィギュアなどを簡単に手に入れることができます。
そして女性キャラクターが描かれている場合、男性の目を引くような際どい格好をしていることもしばしばです。30年前のキャラクターのバストは80cm台が普通で、90cm台だとかなり大きい方でしたが、今や100cmを遥かに超えるような長乳も当たり前のように見かけるようになりました。もちろん貧乳の場合も脚やわき腹、わずかなふくらみを利用した巧みな構図の絵柄が多数存在しており、どこまで際どい表現ができるのか、ここ20年ほど激しいチキンレースが行われてきました。
なぜ、これほどまでにキャラクター市場は大きくなったのでしょうか。1995年の『新世紀エヴァンゲリオン』に登場した綾波レイと惣流・アスカ・ラングレーの存在が大きな流れを作り出したのは間違いありませんが、人気のあるキャラクターはアニメの時代ごとに確実に存在しており、なかでも特筆すべき存在が『機動戦士ガンダム』のセイラ・マスなのです。
セイラさんは、カイ・シデンを「軟弱者！」と平手打ちし、シャア・アズナブルと遭遇してもひるまず、パイロットとして戦闘にも加わり戦果も挙げて一年戦争を生き延びた強者ですが、それ以上に注目されたのが美貌です。
TV版37話ではロングショットですがヌードを披露しており、まだ家にビデオが無い時代、再放送でそのシーンを見ようとTVの前に陣取っていた方もいたのではないでしょうか。
