『ガンダム』セイラの全裸ピンナップ…80年代アニメ誌に掲載「悩ましのアルテイシア」の衝撃
「悩ましのアルテイシア」の衝撃

無事に最終回を迎えた『ガンダム』でしたが、少々年長のファンにとっては直後にすさまじい衝撃が待っていました。当時アニメ誌として勢いのあった「月刊OUT」1980年3月号に、「悩ましのアルテイシア」と題されたヌードピンナップが掲載されたのです。
少々癖のある絵柄ではありますが、女性のヌード画の歴史は古く、かつての名画を参考にするとこうなるだろうと納得できる部分もあります。
それ以上に特筆すべきは、このピンナップが大人気を博したという点でしょう。「月刊OUT」1980年3月号は現在でもフリマアプリなどで他の号よりも高値で取引されており、いまなお「悩ましのアルテイシア」を求める人がいるようです。
1982年に公開された劇場版『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』ではセイラさんの入浴シーンのクオリティーが大幅にアップし、劇場内でフラッシュがたかれる光景も見られました。そもそも映画館内でフラッシュをたいてどのような写真が撮れるのかは存じ上げませんが、若さゆえの過ちは誰にでもあるものです。
その後も劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』でのリン・ミンメイのシャワーシーンや『機動戦士Zガンダム』で雑誌付録として登場したフォウ・ムラサメのポスターなど、アニメキャラのヌードは絶えず人気の的となっています。特に昔の作品の場合、グローバル化や自主規制が進んだいまでは、さらすのが難しい部分も堂々と描かれており、歴史的な価値すら感じられます。
現在、女性アニメキャラの市場は非常に大きくなっています。この理由のひとつとして、もしかしたら「アニメキャラのヌードには価値がある」ことを証明した「悩ましのアルテイシア」の存在があるのかもしれません。
(早川清一朗)


