もしかして生きてる? 今にも動き出しそうなリアルな生物が「圧巻のクオリティ」
色鉛筆画家として活動する音海はるさんは、まるでカメラで撮影されたかのようにリアルで、なおかつカメラでは表現できないフワフワした毛の感触やフォーカスと当て方によって評判を集めている人物です。2025年3月に発売された単行本『安部祐一朗・音海はる・慧人 リアル色鉛筆画作品集&メイキング』を記念して、作者の音海はるさんにお話を聞きました。
鳴き声は「ニャー」それとも「ガオー」?

色鉛筆画家として活躍している音海はるさん(@huwahuwa1_25)は、美術系の大学在学中にSNSに投稿したイラストが注目を浴びた人物です。
2025年3月22日に、音海はるさんとほかふたりによる『安部祐一朗・音海はる・慧人 リアル色鉛筆画作品集&メイキング』(宝島社)が発売されました。今にも瞬きしそうなほどリアルな猫や触れたくなるほど立体的な黒柴など18作品が掲載されています。まるでカメラで撮影した写真のようなリアルさですが、フワフワとした毛並みや躍動感、フォーカスの当て方は音海はるさんの作品ならではでしょう。

作品のモチーフに猫が多い理由や作品制作について、作者の音海はるさんに詳しいお話を聞きました。
ーーおよそ何種類の色鉛筆を使って作品を制作しているのでしょうか?
普段よく描くA4サイズの作品の場合、120色の色鉛筆セットの中から、15~25色を選び使用しています。
ーー掲載された作品のなかで最も印象的なのはどの作品でしょうか?
掲載した作品では、P58の『憧れ』が特に印象に残っています。大学の卒業制作で描いた作品で、サイズはA0サイズの大きい物です。自分の作品のなかではるかに大きい作品で大変見応えがあると感じています。
安部君の作品のなかではP38「エダマメ×ペリドット」で、マメの部分に宝石が入っているデザインが個人的に一番しっくりきて感動しました。
また慧人君の作品のなかではP88「トリケラトプス」で、ぬいぐるみのもこもこした肌触りを感じさせる精密な描写に驚きました。
ーーさまざまな生き物が生き生きと描かれており、特にネコのイラストが印象的です。モチーフにネコが多い理由は何でしょうか?
猫が多い理由は、自分が色鉛筆で絵を描いていこうと決めたときに、何を描くか特に思いつかなかったところ、何となくで描き始めたのが猫でした。そこから、瞳の透明感や毛並みのもふもふ感の表現をしていくことに楽しみを覚えていきました。
また、これは猫に限った話ではありませんが、動物を描いていくにつれて、段々と命を吹き込んでいく感覚にどんどん引き込まれていき、今もずっと猫を始めとした動物を描いております。
(マグミクス編集部)
