予想外すぎる展開の衝撃アニメ 「はっきり描いてないけど…」「水着回からまさかの」
見たいアニメを選ぶ際には、キャラクターの魅力がきっかけとなることもあるでしょう。しかし、なかにはキャラの見た目からは想像できないような内容が展開される作品もありました。
ヒロインたちによるハーレム…途中でまさかのSF展開に?

数あるアニメのなかから作品を選ぶとき、かわいらしいキャラクターに心惹かれることも多いものです。しかし、実際に視聴してみたら、予想外の展開が待っていることもあります。
●『恋愛フロップス』
2022年に放送された『恋愛フロップス』は、AIが発展した近未来を舞台に主人公「柏樹朝」が5人のヒロインたちと出会い、ひとつ屋根の下で賑やかな毎日を送るコメディー作品です。序盤はハーレムもので、混浴や緊縛といった刺激的な内容が繰り広げられます。
水着回となった第7話の前半は、誰もいない海辺で全裸のヒロインたちがはしゃぐドタバタ劇でした。しかし、後半でヒロインたちが姿を消し、不穏な空気が流れ始めます。実は主人公がヒロインたちと過ごした世界は仮想空間であり、ヒロインたちもAIで作られた存在だったのです。
終盤は世界中で通信障害を起こしたAIを修正するために朝が仮想空間に舞い戻り、事件の解決に立ち向かうSF展開が描かれます。予想外の展開に、視聴者から「中盤から重めの話になったのはびっくり」などの声があがりました。
●『C3 -シーキューブ-』
現代風ファンタジー作品では2011年に放送された『C3 -シーキューブ-』(原作:水瀬葉月)も、キャラの見た目に反して内容が衝撃的な作品です。ある日、ひとり暮らしをする高校生「夜知春亮」のもとに、自らを「呪われた道具」と名乗る幼い見た目の少女「フィア」が現れ、春亮は彼女を狙う敵との戦いに巻き込まれます。
日常パートでは天真爛漫なフィアと春亮を中心にした慌ただしい日々が描かれました。一方で、フィアの正体は32の拷問具としての姿を持つ「箱形の恐禍(フィア・イン・キューブ)」であり、敵との戦いでフィアは拷問器具として本性を現します。最終話ではフィアのドリルに貫かれた敵が、悶えながらなおも挑発を続けるシーンもありました。
暗めの背景や黒塗りで隠されるものの流血や身体の欠損といった描写もあり、視聴者から「萌えと思ってたら想像以上のグロでビビった」といった声もありました。
●『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』
2021年に放送された『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』(原作:月夜涙)もかわいい見た目をしたキャラが出てくる一方で、容赦のない世界観も描かれる異世界ファンタジー作品でした。本作では日本への帰国途中に飛行機の爆発で暗殺された「伝説の暗殺者」が、女神の手で蘇り「ルーグ・トウアハーデ」として2度目の人生を送ります。
メイドの「タルト」や伯爵家の娘「ディア」など、注目の女性キャラが登場してハーレム展開が描かれると思いきや、多くのヘビーな描写が繰り広げられました。なかでも衝撃的なのが第6話で、幼いころに孤児院へ拾われたヒロインのひとり「マーハ」と、仲間の少女たちの過去が描かれます。
拾われた孤児院は悪徳な商売もしていたために、仲間の少女たちが次々と身だしなみを整えては外出し、帰ってきて失意のなかで泣きじゃくっていました。ハッキリとは描かれませんが、出かけた先で男女の関係を強要されたことがほのめかされています。
最終的に孤児院はルーグによって潰され、マーハや少女たちは助け出されますが、視聴者からは「めっちゃモヤモヤした」「とにかく重かった……」との感想が目立ちました。
(LUIS FIELD)