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いろんな理由で物議醸した人気アニメ BPO意見後の変更に「違い楽しめた」の声も

創作には表現の自由はあるものの、内容によっては物議をかもすこともあります。そうした問題としてあがるのは、あからさまに過激な描写だけとは限りません。

アウト?それともセーフ? 意見が分かれる作品たち

アニメ『プリパラ』キービジュアル (C)T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京/ IPP製作委員会
アニメ『プリパラ』キービジュアル (C)T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京/ IPP製作委員会

 創作には表現の自由があるものの、あまりにも問題があると思われる描写は物議をかもすこともあります。そうした話題にあがるのは、何もあからさまに過激な描写だけとは限りません。アニメで、さまざまな理由で「苦情が入った」例を振り返りましょう。

 たとえば、2015年に放送された『終物語』(原作:西尾維新)では、第1話の終盤における演出が問題になったとされています。同作は主人公「阿良々木暦」が秘密を抱えたヒロインたちと怪異な事件に立ち向かう物語で、2009年放送の第1作目『化物語』から続くシリーズ作品です。

 放送当時のBPO(番組倫理・放送向上機構)に「光過敏性発作」を起こしたとみられる視聴者からは、「1分半もの間、画面全体が青色や赤色などに激しく点滅した。最近は規制も厳しいのでおそらく決められた時間を逸脱してはいないのだと思うが、いわゆる『ポケモンショック』のような症状を起こした」という意見が届いています。タイトルは名指しされていませんが、同作の第1話に該当するような描写がありました。

 コメントで触れられているのは、激しい点滅描写が大きな問題となったアニメ『ポケットモンスター(1997年版)』の第38話『でんのうせんしポリゴン』で起こった、「ポリゴンショック」のことです。視聴には注意が必要ですが、『終物語』は作品としては好評で2024年には同シリーズの最新作『〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン』も放送されました。

 また、2014年から翌年にかけて放送された『四月は君の嘘』(原作:新川直司)の日常描写も、一部で問題視されました。同作はピアノから遠ざかった主人公「有馬公生」が傍若無人なヴァイオリニストの少女「宮園かをり」と出会い、再び音楽の世界に向き合っていく物語です。

 第3話にあった、自転車でふたり乗りをしながら町中を勢いよく走るシーンが影響してか、同時期にBPOへ「アニメ番組とはいえ、子どもがまねするおそれもある。危険なシーンは放送してほしくない」といった意見が出ています。

 実際に乗車定員を超えて運転する行為は道路交通法などに基づき原則として禁止されており、放送時の画面にも「法令等で禁止されています」の表示がされていました。そういった対処もあってか、この意見に対しては「演出上のシーンだと断り書きがあったのに……」と「フィクションへの過剰な反応」と受け取る視聴者の声もありました。

 また、2014年から2017年まで放送されたTVアニメ『プリパラ』も、BPOに意見がありました。同作は、誰でもアイドルになれるテーマパーク「プリパラタウン」への参加チケットを偶然手に入れた小学生「真中らぁら」が、仲間と力を合わせてアイドルを目指す物語です。

 第52話から変更されたエンディングのアニメーションでは、仲間のひとり「北条そふぃ」が下着のような姿で、一方の肩ひもだけ外れている場面があります。それもあってか2015年7月にBPOへ、「子ども向けアニメでこのようなシーンが必要なのだろうか。子どもを持つ親としては違和感がある」という意見が寄せられました。

 該当部分は指摘を受けてか第59話から、大漁旗を掲げた船に乗ったオーバーオール姿のそふぃに差し替えられたものの、修正前の名残があって肩ひもは落ちたままです。視聴者から「反骨精神を感じる」「むしろ2種類が楽しめてお得だった」など好評の声が出ていました。

(LUIS FIELD)

【画像】え…「肩ひも」が外れて こちらが『プリパラ』の問題(?)になったキャラです

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