子供が観るには過激すぎやしないかい? 衝撃を与えた平成の「ニチアサ」アニメ3選
日曜日の朝は、子供向けの作品を中心としたアニメや特撮番組が放送され「ニチアサ」の愛称で親しまれています。しかし、コンプライアンスが現代に比べると緩かった平成の時代では、日曜日の朝なのにもかかわらず、過激なシーンが描かれた作品もありました。
朝の過激シーンに「眠気は吹っ飛んだ」

日曜日の朝には、子供向けのアニメが多く放送されています。しかし、現代と比べてコンプライアンスが厳しくなかった平成は、子供が見るような朝の時間帯にもかかわらず過激なシーンが満載な作品も放送されていました。
過激なサービスシーンが多かった朝のアニメといえば、2007年に日曜日8時30分からテレビ東京ほかで放送された『天元突破グレンラガン』は外せないでしょう。同作は、人間が地下で暮らす世界のなか、主人公「シモン」と、シモンの兄貴分である「カミナ」が美少女「ヨーコ」と出会い、地上に出て自由の道を切り開く物語です。
問題となった温泉回の第6話は、放映時は過激なシーンが総集編に差し替えられたものの、DVDや動画配信サービスでは差し替え前の内容に戻した「解放版」が配信されています。「解放版」では、温泉で敵の人質となった女性陣の身体に、視聴者だけでなく、作中の登場人物にも見えるモザイクがかけられ、隠された中身を見るためにカミナが敵の要求を受け入れる展開が描かれました。
アニメ制作時は放送時間が決まっておらず、結果的に「差し替え」という判断が下されたようです。その影響もあってかは不明ですが、2013年に放送された際は放送時間が23時30分の深夜枠へ移動していました。
そして、TBS系列で2005年に放送されたロボットアニメ『交響詩篇エウレカセブン』も日曜日朝7時にもかかわらず刺激の強い作品でした。主人公「レントン・サーストン」は機動兵器(LFO)の「ニルヴァーシュ type ZERO」を駆る謎の少女「エウレカ」と出会い、空賊「ゲッコーステイト」と世界を統治する「プレッジオ塔州連邦軍」の対立に巻き込まれます。
容赦のない場面も多く、第9話では冷静さを失ったレントンがゲッコーステイトのリーダー「ホランド・ノヴァク」の制止を聞かずに敵を破壊していきます。最後に動かなくなった敵のLFOをコックピットごとレントンのニルヴァーシュが踏みつぶし、足を上げると滴り落ちる血とともにパイロットの手がへばりついているという衝撃的な場面が描かれます。また、44話では塔州連邦による非道な人体実験も描かれるなど、子供が朝から見るには強烈な作品でした。
ほかには、2011年から2014年のマッドハウス版『HUNTER×HUNTER』(原作:冨樫義博)は、制作局の日本テレビで日曜日の朝10時55分から放送されました。
同作はさまざまな知識を探求する「ハンター」という職業が存在する世界で、主人公「ゴン=フリークス」がハンターの「カイト」から行方不明の父「ジン=フリークス」の生存を知らされ、父と再会するためにハンターを目指していく物語です。
2度目の放送となった日本テレビ版では1999年放送のフジテレビ版では描かれなかった「キメラ=アント編」以降もアニメ化されました。第84話では蟻(あり)が人間のように進化した「キメラ=アント」の一員「ネフェルピトー」によって、ハンター「ポックル」が強制的に自白させられる作中屈指のトラウマシーンが描かれます。囚われの身となったポックルは黒塗りで隠されていたものの頭蓋骨を切り開かれ、頭部に差し込まれた2本の棒によって生々しい音を立てながら脳をいじくり回されました。
そうした過激シーンの影響なのかは分かりませんが、キメラ=アント編の中盤を描いた99話以降は火曜日25時29分という深夜の放送に時間帯が変更されています。
(LUIS FIELD)

