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『マリオ』謎多き美女「デイジー」はヨッシーより先輩? 不遇な過去と復活までの経緯

いまやマリオファミリーの一員として活躍する「デイジー姫」ですが、かつては長らく出番に恵まれない不遇な時代を送っていました。その波乱のキャリアをたどると、誰もがデイジーを応援したくなるはずです。

不遇だった「デイジー」の過去

画像は「amiibo デイジー (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)」(任天堂) (C)2019 Nintendo
画像は「amiibo デイジー (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)」(任天堂) (C)2019 Nintendo

 ゲーム「スーパーマリオ」シリーズに登場する「デイジー姫」は、いまやすっかりマリオファミリーの一員として、欠かせない存在となっています。あるときはマリオたちとカートで競い合い、あるときはファイターとして任天堂オールスターと大乱闘を繰り広げました。もちろん、2025年6月5日(木)発売予定のNintendo Switch 2ソフト『マリオカート ワールド』への出演も決まっています。

 とはいえ、ふと立ち止まって考えてみると、あまり語られることのないデイジーの存在に「デイジーっていつからいたっけ?」「そもそも何者?」と、疑問を抱いたことはありませんか?

 デイジーが広く知られるようになったのは、2000年発売のNINTENDO64用ゲームソフト『マリオテニス64』がきっかけでしょう。本作では「ワルイージ」が初登場を果たし、ともに本格参戦したデイジーを「もうひとりの新キャラ」と勘違いした人も少なくありませんでした。

 実のところデイジーは、あの「ヨッシー」や「ワリオ」よりも先に登場した古株メンバーです。彼女のデビュー作は、1989年発売のゲームボーイソフト『スーパーマリオランド』でした。本作はファミコンで人気を博した「スーパーマリオブラザーズ」シリーズのシステムを踏襲しながらも、独自の敵キャラやステージを盛り込んだ異色作として知られています。

 悪役も「クッパ」ではなく宇宙怪人「タタンガ」、物語の舞台もおなじみの「キノコ王国」ではありません。本作ではピラプト王国、ミューダ王国、イーストン王国、チャイ王国の4つの国からなる「サラサ・ランド」が舞台となっており、デイジーはこの国のお姫様として登場しました。

 かつてはタタンガにさらわれ、マリオの助けを待つという、「ピーチ姫」と同じポジションにいたデイジーでしたが、さらわれ役を演じたのはこれっきりです。その理由として、やはり偉大な先輩であるピーチ姫の存在が大きかったのでしょう。1991年発売のファミコンソフト『マリオオープンゴルフ』でキャディを務めて以降は、なかなか出番に恵まれず、長らく不遇な時代を送っていました。

 デイジーが再登場したのは、それからおよそ10年後のことです。『マリオテニス64』で久しぶりに日の光を浴びたデイジーは、ここから数々のマリオゲームに出演するようになります。

 その多くはパーティー系やスポーツ系でしたが、近年は『スーパーマリオ ラン』や『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』など、横スクロールアクションのプレイアブルキャラとしても起用されるようになりました。長らく単独参戦が難しいとされてきた『大乱闘スマッシュブラザーズ』に関しても、2018年発売のシリーズ最新作で、ピーチ姫のダッシュファイターとして参戦を果たしました。

 そして「マリオカート」シリーズ完全新作『マリオカート ワールド』においても、公開中のプロモーションビデオなどに「サラサ・ランド」のキャラなどを採用したステージが確認され、ファンの間で話題になっています。もしかしたらデイジー以上に出番に恵まれない、タタンガも復活するかもしれません。

 もはや「さらわれ役に戻る気などない」という意志さえ感じさせるデイジーの活躍ぶりに、ますます目が離せなくなりそうです。

(ハララ書房)

【画像】こんなヤツいたのか! デイジーをさらったクッパ的存在「タタンガ」を知る

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