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「規制」シーンで笑っちゃうアニメ 「食べ物で代用してた」のにそれもダメ?

大人向けの描写や不適切なシーンがあるマンガは、アニメ化の際にそのまま放送できず、「規制」されることが少なくありません。なかには、規制がかかりすぎて視聴者の笑いを誘ってしまった作品もあります。

間接的な表現にまで規制がされた作品も

TVアニメ『終末のハーレム』キージュアル (C)LINK・宵野コタロー/集英社・終末のハーレム製作委員会
TVアニメ『終末のハーレム』キージュアル (C)LINK・宵野コタロー/集英社・終末のハーレム製作委員会

 マンガがアニメ化される際には、作中の大人向けな表現や不適切な描写が規制されることも少なくありません。なかには規制した結果、視聴者を笑わせてしまったシーンもありました。

 思わず笑ってしまった規制シーンといえば、大人気シリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」(作:荒木飛呂彦)の3部をアニメ化した『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』があげられるでしょう。

 本作の主人公「空条承太郎」は、思いやりがあり正義感にあふれるキャラですが、ケンカ相手を必要以上にぶちのめしたり、不味いファミレスで代金を踏み倒したりしたこともある不良高校生です。未成年ながら堂々とタバコを吸い、披露はされていませんが、「口に加えた火のついた5本のタバコを手を使わずに口の中に入れ、そのまま火を消さずにジュースを飲む」という謎の特技も持っています。

 そんな承太郎の喫煙シーンは、未成年のためか地上波の放送では規制が入り、顔の下半分が黒く塗りつぶされてしまったのです。ファンから「全部黒塗りされた口周りが面白すぎて内容入ってこない」と笑いの声があがったほか、「一応タバコ吸ってるということは分かるし、カットや改変をされなくて良かった」と、安堵の意見も出ていました。

 また、あらゆる種族が共存する世界を舞台に、異種族専門の風俗店を描いた『異種族レビュアーズ』(原作:天原/作画:masha)も、アニメ版の規制の話題では欠かせません。本作は過激なシーンが多く描かれており、放送局が次々と中止を決定したことでも注目を集めました。

 そんな本作で話題となった規制シーンが、天使の「クリムヴェール」ことクリムが風俗店「サキュバスタワー」に行き、サービスを受けるシーンです。原作ではクリムの男性器をマヨネーズにたとえて描いており、アニメでも同様の表現がされました。しかし、地上波の放送では、一部の映像や音声に規制が入ったのです。

 これには「マヨネーズなのに規制されるんですか!?」「むしろ規制版の擬音実況のほうが面白いかもしれない(笑)」と、笑ってしまった視聴者が続出しました。クリム役を演じた富田美憂さんが、本話の放送前にX(旧:Twitter)で「この話の収録のあとしばらくマヨネーズがトラウマと化しました。(褒めてる)」と投稿していたことも、笑いの種になったようです。

 ほかに、アニメで露骨な規制がされた作品といえば、『終末のハーレム』(原作:LINK/作画:宵野コタロー)がありました。本作は、病を治すために5年間眠っていた「水原怜人」が目を覚ますと、男性の99.9%が死滅しており、人類存続のため「メイティング(子作り)」を求められるという話です。

 設定上さまざまな大人向けの描写があり、主人公が女性に迫られる姿や、ほかの生き残った男性が女性とメイティングをする様子も描かれています。原作は「少年ジャンプ+」での連載中、表現規制の厳しさゆえにアプリ版が公開停止となり、現在はブラウザ版でしか読めません。このブラウザ版でも性描写には露骨な黒塗りの規制が入っており、2022年のアニメでも同様の処置がされています。

 この黒塗りの規制は、形状が似ていることから以前より「海苔」と呼ばれており、アニメの放送中は厳しい規制も相まって、「黒デカ海苔モザイクが毎回すごい」といった視聴者の反応が続出しました。その結果を受けてか、「ガジェット通信 アニメ流行語大賞2022上半期」では、「海苔」がノミネートされています。

(LUIS FIELD)

【画像】え…っ? これも規制された? こちらが人気女性声優が「トラウマ」になってしまった、大人向けアニメの「代用食材」です

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