マグミクス | manga * anime * game

『花男』つくしに「F4の月」と評された常識人が「香港裏組織」に? 実写版だけの「その後」とは

マンガの物語が完結しても、ファンとしてはその後の展開が気になるところです。大ブームを巻き起こしたドラマ『花より男子』では、原作完結後に公開された映画で、マンガにない「その後のストーリー」を楽しむことができます。道明寺とつくしの幸せいっぱいのラストが印象的なほか、「F4」のメンバーそれぞれの結末もまた心に残る物語です。

控えめだったったF4メンバーが「裏社会」のトップへ?

つくし役の井上真央さん(2016年4月、時事通信フォト)
つくし役の井上真央さん(2016年4月、時事通信フォト)

 2005年と2007年に放送された、神尾葉子先生のマンガが原作のTVドラマ「花より男子」シリーズは、セレブが集う名門校で出会った庶民の女子高生「牧野つくし(演:井上真央)」と、財閥の御曹司「道明寺司(演:松本潤)」の格差恋愛を描いた物語です。日本中にブームを巻き起こした名作であり、平成を代表するドラマとして思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

 2007年の2期『花より男子2(リターンズ)』の最終回では、卒業プロム(記念のダンスパーティ)の舞台で、道明寺がつくしにサプライズでプロポーズし、華やかなハッピーエンドを迎えました。しかし「その後のふたりも見たい」という声が多く出ており、2008年には完結編として映画『花より男子ファイナル』が公開されました。

 オリジナルストーリーでドラマ最終回から4年後を描いた本作では、ふたりの結婚式や、そこからさらに1年後を描いたエンディングでのつくしの妊娠発表など、胸の熱くなる展開が用意されています。

 また、道明寺とともに学園を牛耳っていた御曹司たち、「F4」の「その後」にも多くのファンが注目していました。映画では再集結のシーンに始まり、エンディングではつくしの初恋相手「花沢類(演:小栗旬)」が過去の恋を吹っ切ろうとする姿や、茶道家として活躍する「西門総二郎(演:松田翔太)」が、彼に想いを寄せるつくしの親友「松岡優紀(演:西原亜希)」から相変わらず逃げ回る様子など、ドラマのエピソードを彷彿とさせる「その後」が描かれています。

 そのほか、くせ者揃いのF4で唯一の常識人とされる「美作(みまさか)あきら(演:阿部力)」は、原作では総合商社の御曹司ですが、ドラマでは裏社会のドンの息子という設定で、映画のラストで親の跡を継いだようです。

 派手な躍進を遂げていますが、美作自身は原作、実写ともに周囲に気遣いのできる人物として描かれており、ワガママで「俺様」気質の道明寺に、ボーッとしていることの多い花沢類、女遊びの激しい西門がいるF4のなかで、控えめながら確かな存在感を放っています。

 原作コミックス36巻の番外編では、美作はつくしに「他の3人が太陽なら、美作さんは月のような存在」「いないとF4はばらばらになる」と評されており、ドラマ版しか知らないファンからも「裏社会のボスの息子とは思えない優しさがたまらない」といった声があがっていました。

 静かな存在感でF4を支えていた美作が、エンディングのワンシーンで「汚い仕事はもうやらない」「正しいことしかやらない」と宣言し、組織のメンバーたちから拍手喝さいを浴びる頼もしい姿は印象的です。組織がどのような歴史を歩んできたのかは不明ですが、美作がトップに君臨した後の活躍が気になる結末を迎えています。F4の「月」として人知れぬ支え役を果たした彼は、これから香港を陰で支える存在になるのかもしれません。

 ファンに惜しまれながら完結して十数年が経過しているものの、「西門さんと優紀ちゃんのその後どうなったかまで知りたい」「子供が生まれてからの道明寺とつくしが見たい」など、いまだに彼らのその後に関心を寄せる人もいます。

(LUIS FIELD)

【画像】え…っ? 「原作だけ読んだ人は衝撃」 こちらが「裏社会のトップ」になった『花男』イケメンです

画像ギャラリー

LUIS FIELD関連記事

もっと見る

編集部おすすめ記事

マンガ最新記事

マンガの記事をもっと見る