待望の『閃光のハサウェイ』第2部、新MSなしでも「華」はある? 映像化での可能性を徹底分析
新たなMS登場の可能性があるとしたら?

過去の例を考えた場合、『機動戦士ガンダムUC』が参考になるかもしれません。なぜなら『UC』も先に小説が発表され、その後にアニメ化された作品だからです。
この『UC』のアニメでは、小説版には登場しなかったMSが登場して話題になったことがありました。「MSM-04G ジュアッグ」をはじめとする水陸両用MSたち、アニメでは初登場となる「MSA-004K ネモIII」や「MSZ-006A1 Ζプラス」などです。
こうした形で『閃光のハサウェイ』でも小説で登場しなかったMSを出すことはむずかしくないでしょう。実際、前回の第1部でもハイジャック犯が利用したという設定で「ORX-005 ギャプラン」が登場しています。
これのアップデート版ともいえる方法もあるかもしれません。アニメ版『UC』で登場した「RX-160S バイアラン・カスタム」や「AMX-101E シュツルム・ガルス」、「ARX-014 シルヴァ・バレト」などです。これらのMSは既存機の発展型ですが、デザイン的には新型といえる機体でした。
こういった手法で既存機の発展型を『閃光のハサウェイ』で登場させることは可能でしょう。改良して使い続けている旧式機や、実験機を実戦に投入するといったことが多いガンダムシリーズならではの方法です。
この方法に近い形として、すでに登場しているMSの仕様変更もありえるかもしれません。アニメ版『UC』では「RX-0[N] バンシィ・ノルン」や「NZ-666 クシャトリヤ・ベッセルング」などが登場していました。
これを参考にすると、Ξガンダムとペーネロペーのバリエーション機というのも考えられます。特にペーネロペーの本体は「RX-104 オデュッセウスガンダム」と呼ばれ、これにフライト・ユニットを装着したものと小説発表以降に設定されたものでした。さらに、この他にもアルゴス・ユニットと呼ばれるビット兵器装備のユニットが設定されています。
つまり、こうした追加ユニットを新たに設定することで、今後のΞガンダムとペーネロペーの戦いは、より変化したスリリングなものになるかもしれません。
大胆な例として、本来ならありえない機体を登場させる可能性もあります。『UC』では『閃光のハサウェイ』のMSであるグスタフ・カールが登場しました。これを当てはめると、『機動戦士ガンダムF91』のMSである「RGM-109 ヘビーガン」の登場はあり得るのでしょうか。
型式から考えるとヘビーガンの完成は宇宙世紀0109年ですが、『閃光のハサウェイ』の時代は宇宙世紀0105年です。しかし、設定ではヘビーガンの開発は宇宙世紀0102年から始まっていました。先行試作機くらいならあり得るかもしれません。
最後はもちろん、まったくの新型MSの登場の可能性です。『UC』ではラスボスとなった「NZ-999 ネオ・ジオング」がそうでした。ネオ・ジオングは小説版には登場しておらず、アニメ版で新たに設定されたラスボスMSだったのです。
前述したオデュッセウスガンダムの新装備も見たい気持ちはありますが、ラスボスが新規機体だとより盛り上がるかもしれません。もっとも新規ラスボスが出るとしても、登場は次回の第3部になるでしょうから、第2部のうちに何かしらの新しいMSが登場することを期待したいところです。
(加々美利治)




