【漫画】大量の資料を部下に押し付け…時代遅れのパワハラ上司に、最高の「罰」が下る！

上司への制裁に「最高にスカッとした」

　資料をデータでまとめた社員に、部長は「紙でやれって言ってんだろ!?」と怒鳴り、さらに大量の紙資料を渡して「今日中に整理しとけ」と命じました。そんなパワハラ部長がその夜、飲みに行こうとすると、なぜかクマが現れて……？

　漫画家・イラストレーターの大友しゅうまさんが、X（旧：Twitter）の創作マンガアカウント「くろねこのゾクっと怪奇譚」（@ranpan22）にて公開したマンガ『シのくまちゃん』をご紹介します。本作は日常の不思議な出来事を描いた創作短編マンガシリーズ『世にも奇妙な日常』の1作です。

　読者からは「最高にスカッとした」「時代遅れありますよね」「石抱は少しずつ追加して長く苦しめないと」「ペーパーレスでも拷問ありそう」などの声があがり、2025年5月の投稿には1.4万いいねの反響がありました。

　大友しゅうまさんはSNSで創作マンガや体験談をもとにしたマンガを多数投稿しています。今回のマンガについては、作中のキャラクター「くまちゃん」について、「ドラえもんの四次元ポケットのように、拷問道具を詰め込んだアイアンメイデン型のリュックを背負い、そこから道具を取り出して悪い現代人に罰を与える、というユニークな設定にしています」と解説しています。

　作者の大友しゅうまさんに、お話を聞きました。

ーー『シのくまちゃん』を投稿なさった当時～現在で、反響があったことで読者や周囲からはどんな声がありましたか？

　読者や周囲から直接の反響は、正直あまりないですかね……（笑）。私は常に次の作品制作へ意識が向いてしまうタイプなので、過去作を振り返ることが少ないのかもしれません。ただ、投稿した際にはコメントをいただくことがあり、それらを読むのはとても楽しいです！

ーー作者として、反響後の変化などはありましたか？

　この『世にも奇妙な日常』シリーズはオリジナルの作品なので、まとめて電子書籍化を行い、配信を始めました。そのおかげで、普段なかなか届かなかった層の方々に読んでいただけるようになり、とてもうれしく思っています。もっと多くの方に楽しんでいただけるマンガを描けるよう、現在も日々制作に励んでいます。

ーー最近は『本当にあった奇妙な話』『本当にあったゾクっとする話』として、読者の体験談などをマンガ化して投稿なさっています。こちらのシリーズについてご紹介をお願いします。

　オリジナルの奇妙な話を描くうえで、いろいろな人に「怖かった体験や不思議な出来事はありますか？」と話を伺う機会があります。そこから聞く実体験の話が本当に面白く、どれも事実ならではの強い説得力があるんです！

　自分が考える奇妙な物語も好きなのですが、まったく違う視点で語られる実体験の魅力に惹かれ、これはマンガとして形にして届けたいと思い、このシリーズを始めました。まさに「事実は小説より奇なり」ですね。