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ちょ、原作まだまだあるんですけど? 続編匂わせたまま「ストップ」してる実写化映画

数ある人気作の実写化作品のなかには、「これ、続きますよね?」と思わず聞きたくなるものがちらほら見受けられます。ラストで新キャラクターの存在が示唆されたり、多くの謎を残していたりと、どう見ても「次」を想定している構成になっているのにもかかわらず、なかなか続報が発表されないケースも少なくありません。

そろそろ続報を期待してもいいよね?

今田美桜さん(2018年12月、時事通信フォト)
今田美桜さん(2018年12月、時事通信フォト)

 近年はアニメやマンガ、人気小説の実写化作品が次々と制作され、シリーズ化や続編を前提とした構成も珍しくなくなりました。ただ、なかには作中で続きの可能性を匂わせたまま、公開からいっこうに続報が出ていない作品もあります。

●謎を多く残したまま「3年」が経過…

 中村光先生のマンガが原作の『ブラックナイトパレード』は、知られざるサンタクロース業界を描いたクリスマスコメディーです。2022年12月に公開された実写版の映画は、主演の吉沢亮さんをはじめとする豪華キャストに加え、福田雄一監督らしいコメディ演出が光る一作として話題を集めました。そんな本作は、多くの謎を残したまま幕を閉じています。

 たとえば物語のカギを握る存在として、作中でたびたび名前があがっていたのが「赤いサンタクロース」です。19年前に殺されたとされる彼は、長らく正体不明のまま描かれていましたが、物語の終盤になって主人公「日野三春(演:吉沢亮)」の父親であったことが判明します。しかし死の真相については、明確に語られないままでした。

 ほかにも三春をブラックサンタにスカウトした「クネヒト(声:玉木宏)」や不思議な能力を持つ「トナカイ」たちなど、秘密が残ったままのキャラクターも数多くいます。物語は明らかに「この先」を感じさせる形で終わっているものの、現時点で続編に関する情報は発表されていません。

 メインキャストが多忙すぎるほか、福田監督もそのほかのマンガ実写化作品や別企画に取り組んでいるため、続編があるのか、あったとしていつになるのかは未知数です。

●「黒幕」を思わせる意味深な描写

 2023年公開の映画『わたしの幸せな結婚』は、Snow Manの目黒蓮さんと今田美桜さんの共演でも話題となり、興行収入28億円の大ヒットを記録しました。原作は顎木あくみ先生のライトノベルで、家族から虐げられてきたヒロイン「斎森美世」と、冷酷な軍人とウワサされる「久堂清霞」の政略結婚から始まる純愛を描いた作品です。

 映画本編は、数々の苦難を乗り越えたふたりが改めて結ばれる形で幕を閉じます。物語としてはひと区切りついているものの、続編を強く意識させたのが「その後」の描写です。エンディング終了後、美世の力を狙う「黒幕」的な人物が姿を現し、意味深な余韻を残しました。

 続編を期待する声はいまなお多く見かけますが、本作についてもこれといった情報は出ていません。公開からまもなく3年が経とうとしており、ファンとしてはそろそろ何らかの動きを期待したくなるところでしょう。

●まさかの「第一章」で終わり?

 2017年公開の映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(原作:荒木飛呂彦)は、タイトルの時点で続編を前提とした構えを見せていました。三池崇史監督と山崎賢人さんのタッグにより、実写化は困難とされてきた「ジョジョ・ワールド」をしっかりと映像化しています。

 本作では『ジョジョ』第4部の主人公「東方仗助(演:山崎賢人)」の登場から、「虹村形兆(演:岡田将生)」との決着までが描かれました。物語の終盤、形兆の最期を決定づける「横槍」が原作から変更されていた点も印象的です。

 原作では「レッド・ホット・チリ・ペッパー」とよばれる能力(スタンド)が関わる流れだったところ、映画では第4部のラスボスである「吉良吉影」のスタンド「キラークイーン」の能力の一部である、「シアー・ハート・アタック」が現れました。

 人気の殺人鬼・吉良の登場を予感させる演出でしたが、現在まで「第二章」に関する具体的な情報はありません。公開からすでに9年が経過したいまも、「吉良吉影を誰が演じるのか気になる」「何とか続きを作ってほしい」と続編を望む声は根強く残っています。

※山崎賢人さんの「崎」は正式には「たつさき」

(ハララ書房)

【画像】え、「可愛すぎる」「まだいけるでしょ」コチラが3年前の今田美桜さん主演、「続編ない実写版映画」です

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