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『ガンダム』「連邦が正義でジオンが悪なんでしょ?」初心者が驚いた“誤解あるある”

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』の大ヒットで、初代『ガンダム』に興味を持つ人が増えています。45年以上の歴史を誇る本シリーズ、なんとなく知っているつもりでも、実は勘違いしていたことがあるかもしれません。

「連邦が正義」は勘違い?

「ROBOT魂〈SIDE MS〉RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E. ~リアルマーキング~」(BANDAI SPIRITS) (C)創通・サンライズ
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『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』が大ヒットを記録し、これを機に初代『機動戦士ガンダム』(1979年)を観始めた人も多いのではないでしょうか。45年以上の長い歴史を誇る「ガンダム」シリーズは、本編を見たことがなくても、なんとなく設定やキャラクターを知っている人も多いもの。しかし、そんななんとなくな知識が、実は勘違いだった……というケースも少なくありません。

●「連邦は正義で、ジオンは悪」
 主人公アムロ・レイが連邦軍サイドにいるため、「連邦軍が正義でジオン軍が悪」と思い込んでいる人は多いです。しかし初代『ガンダム』は、当時の子供向けアニメにありがちな勧善懲悪のストーリーではありません。

 ジオン公国が宣戦布告したのは、スペースノイド(宇宙居住者)の独立を求めたためです。地球連邦政府は宇宙植民地を資源地として搾り取りながら、政治的な発言権を与えない抑圧的な統治を行っていたのです。

 第8話では、敵であるはずのジオン軍兵士が避難民に救援物資を投下するシーンも描かれており、アムロがその偵察機を撃墜するという展開が続きます。善悪を簡単に割り切れない、深みのある物語こそが初代ガンダムの魅力のひとつといえるでしょう。

●有名なアムロのセリフ、実は劇中には無かった?
「殴ったね! 親父にもぶたれたことないのに!」は、モノマネやCMで広く知られるアムロのセリフです。しかし厳密には、このセリフは劇中にそのままの形では存在しません。

 第9話をよく見ると、「殴ったね!」と「親父にもぶたれたことないのに!」は約2分離れた別々のセリフで、その間にブライト・ノアとの会話や戦闘シーンが挟まっています。語感がよく記憶に残りやすいため、ひとつのセリフとして広まったのでしょう。

 もうひとつの有名セリフ「アムロ、行きまーす!」も、実は第21話のみの登場です。ガンダムのイメージを作り上げてきた「名セリフ」が、意外とレアだったというのも驚きですね。

●ティターンズはジオン陣営じゃない?
 初代を観終えた後、続編の『機動戦士Zガンダム』を見始めると、「ティターンズ」という組織が登場します。主人公カミーユの敵陣営として描かれるため、ジオン軍の流れを汲む組織だと勘違いする人もいます。

 しかし実際はその逆で、ティターンズはジオン残党軍の掃討を目的に設立された地球連邦軍の特殊部隊です。カミーユの両親を人質に取ったり、デモ鎮圧に毒ガスを使用するなど、非人道的な作戦をためらわない組織として描かれます。

 さらに主力モビルスーツに「ハイザック」などジオン系のデザインが多いため、余計に混乱を招きがちです。ガンダムシリーズでは「敵」と「悪」が必ずしも一致しないのも、長年愛される理由のひとつかもしれません。

(マグミクス編集部)

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