「もし街で見かけたら優しくして」 『ばけばけ』再登場のイライザ役女優が語る「共演者の輝き」
連続テレビ小説『ばけばけ』は、物語終盤で「ヘブンの死」という衝撃的な転換点を迎えました。その重要な局面に再登場するイライザを演じるシャーロット・ケイト・フォックスさんが、「最も明るく勤勉」と絶賛する高石あかりとの共演秘話や、2歳の娘を連れての来日エピソードを語りました。
「彼女が自分の仕事を心から愛していることが伝わってきます」

作家・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と妻セツをモデルとした物語を描く連続テレビ小説『ばけばけ』は、物語の終盤にさしかかっています。2026年3月24日に放送された第122回では、主人公トキ(演:高石あかり)の夫、レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストウ)がその生涯に幕を下ろしました。悲しみにくれる家族の前に現れたのは、かつてヘブンに日本行きを勧めた元同僚の記者、イライザ・ベルズランドでした。
物語の重要な局面で再び登場するイライザを演じる、シャーロット・ケイト・フォックスさんが、共演者への熱い思いや撮影の裏側を語りました。
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まずシャーロットさんが言及したのは、ヒロインのトキを演じる高石あかりさんの素晴らしさです。ふたりが共演するシーンは、物語の中でも特に心に残るものばかりですが、その裏には高石さんの特別な輝きがあったといいます。
「あかりさんは私が今まで出会ったなかで最も明るく、そして喜びにあふれ、とても勤勉な女性のひとりだと思います」
シャーロットさんは、高石さんの仕事への真摯な取り組み方に感銘を受けたと言います。しかし、ただ真摯なだけではなく「、演技をすることへの喜びにあふれている様子にも心を打たれた」と話します。その言葉からは、ただ技術があるだけでなく、役に愛情を注ぐことのできる俳優への深いリスペクトが感じられます。
池脇千鶴さんの「内なる光」に感銘
今回、シャーロットさんは2歳になる娘さんを連れて来日したそうです。撮影中は時差ボケで娘さんがぐずることもあったそうですが、「皆さんがオモチャをくれたり遊んでくれたりと大変お世話になりました」と、日本の撮影現場の心遣いに感謝を述べました。
そんな温かい現場の中心にいた共演者たちへの思いも格別です。特に、トキの家族を演じる俳優陣には、深く心を動かされたようです。
トキの母「フミ」を演じる池脇千鶴さんについて、「池脇さんの内なる光は、今までの経験の輝きが、とても明るく放たれていらっしゃるのだと感じました」と、その存在感を絶賛。さらに、「スタッフやキャストの皆さんへのお心遣いはとても美しく、すばらしく、朝ドラヒロイン経験者であったことに納得! でした」と、彼女の振る舞いに深く感銘を受けたことを明かしました。
また、ヘブンの死後、イライザとの通訳として重要な役割を担う丈を演じる杉田雷麟さんについても、「彼の深み、もろさ、そして演技力は非常に印象的でした。また一緒にお仕事ができたらと思っています」と語り、若き才能との共演を喜んでいる様子が伝わってきました。
「もし街で見かけたら、どうか優しく接してくださいね」
ヘブンの死という大きな節目を迎え、イライザの登場とともに物語は最終回へと突き進んでいきます。シャーロットさんは日本の視聴者へ向けて、心からのメッセージを寄せてくれました。
「この番組をお届けするために、スタッフとキャストがとても尽力していることを私も知っています。ですから、視聴者の皆さんにこの番組をお届けし、共有できる事をとてもうれしく思っています」
そして、作品を支える人々への温かい労いの言葉で締めくくります。
「スタッフとキャストの皆さんはきっと疲れていると思いますので、もし街で見かけたら、どうか優しく接してくださいね。すてきな元気を出してもらうために、スイートな言葉をかけてあげるのもいいかもしれませんね」
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ヘブンの遺したものを胸に、トキたちはどう生きていくのか。そして、イライザはトキをはじめとするヘブンの家族とどのように関わっていくのか、多くのファンが物語の結末に注目しています。
(マグミクス編集部)


