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『風、薫る』亀吉が環をさらう衝撃展開に 彼にはりんと同い年の息子がいるが、なぜ固執するのか

『風、薫る』では、環がさらわれるという衝撃展開を迎えました。

環が生まれたときはがっかりしていた亀吉

亀吉役の三浦貴大さん(2021年5月13日撮影、時事通信フォト)
亀吉役の三浦貴大さん(2021年5月13日撮影、時事通信フォト)

 2026年前期の連続テレビ小説『風、薫る』第4週18話の最後では、主人公の「一ノ瀬りん(演:見上愛)」の娘「環(演:宮島るか)」がさらわれるという衝撃展開を迎えました。第4週の予告でも示唆されていた通り、さらったのはりんに逃げられた夫「奥田亀吉(演:三浦貴大)」の手下たちのようです。

 明日19話のあらすじを見ると、りんは地元の栃木に戻り、ひとりで奥田家に向かうことが書かれています。果たして無事に環を取り戻せるのでしょうか。

 放送後、ネット上では、「環ちゃんがさらわれた!亀吉軍団だろうけど、亀吉は前妻との間に息子いるんだよね」「亀吉の息子って座敷牢にでも入れられてるのかな」「亀吉はどうしてりんちゃんに執着するの。子どもも女の子だから生まれたときどうでも良さそうだったのに。そもそも息子どこ」「なんでそんな執着するの?息子ならまだしも娘は不要なんだろ?こんな犯罪までおかして…体面か?」「亀吉、りんと同い年の息子がいるはずなのに、何で環に固執するんだろう。政略結婚に使いたいのか。っていうかマジで息子どうなった?」といった疑問の声がいくつか出ています。

 まだ登場していませんが、りんの18歳年上の亀吉には、前妻との間に生まれたりんと同い年の息子がいることが語られていました。もう、亀吉が営む運送業を継いでもおかしくない年齢のはずです。

 また、亀吉は第7話でりんが環を産んだ際も、娘だと分かってがっかりした様子を見せていました。わざわざ東京まで追ってきて、環だけさらうのも不思議です。

『風、薫る』の原案となった、日本初のトレインド・ナース(訓練された看護婦)である大関和(おおぜき・ちか)について書かれた小説『明治のナイチンゲール 大関和物語』には、1880年頃、和が離婚した元夫・柴田豊之進福綱に子供をさらわれたことが書かれています。ただ、その際に誘拐されたのは、柴田家の嫡男に当たる長男の六郎(1877年)でした。まだ、地元の栃木県大田原市にいた頃の話です。

 豊之進には妾が何人もおり、正妻の和との最初の子供に六郎と名付けたのも、ほかにすでに5人の子供がいたからでした。それでも、和が黒羽藩の家老の娘という家柄ということもあり、柴田家はいちばん血筋のいい六郎に執着したそうです。

 亀吉たちが環を連れ戻したのは、やはり「元家老(りんの父・信右衛門)の孫」という箔があるからなのでしょうか。8話では、亀吉が環の嫁ぎ先についてあれこれ語っていたので、将来的に政略結婚に利用したいのかもしれません。

 明日の19話では、りんと奥田家の交渉にも注目が集まります。また、全く出てこない亀吉の息子は、第4週のうちに登場するのでしょうか。これからも目が離せません。

※参考書籍:『明治のナイチンゲール 大関和物語』(中央公論新社)

(マグミクス編集部 映画・ドラマ担当)

【画像】え、「本編で観たかったな」「三浦さんカワイイ」 コチラが『風、薫る』りんと亀吉がふたりとも笑顔の珍しい写真です

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マグミクス編集部 映画・ドラマ担当

年間300本以上劇場で見る映画好き。マンガの実写化作品で原作との違いを見るのも趣味としています。「NHK連続テレビ小説」は毎作チェックし、登場人物のモデルについても調べ、ドラマと史実との比較や小話などを発信しています。

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