大人女子は観るべき!映画『セーラームーン』が教えてくれる、たった一つの「力の源」
新旧どちらも大切にした作品づくり

今回は原作者である竹内直子先生が総監修を務めており、原作ファンもアニメファンも納得の内容。また、セーラームーンの声は1992年から変わらず三石琴乃さんが演じています。
ずっと変わらないうさぎちゃんがそこにいてくれているからこそ、私たちはいつだってセーラームーンの世界に生きていられるのです。
また、今回重要な役割を持つ変身シーンも、光に包まれたその身をピンクのリボンが纏い……と、あの90年代のアニメシリーズを彷彿とさせる映像美となっています。
そして、今回の敵役を演じるゲスト声優の菜々緒さんや渡辺直美さんがまた上手い……。《後編》でより熱を帯び繰り広げられるであろうセーラー戦士VSネヘレニアジルコニアの戦闘シーンに期待が高まります!
来年2022年には、セーラームーンは生誕30周年を迎えます。セーラームーンたちが30年近く変わらず、私たちに教えてくれていること。
いつだって力があるのは「今」。
セーラー戦士たちは戦いを通じて私たちに伝えてくれているような気がします。ぜひ、心の火を灯しに……。
「私たちの誰もがみんな胸の中に星を持っている」
あの頃の私も、今の私も喜ぶことでしょう。
(別冊なかむらりょうこ)