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『あしたのジョー』に負けない魅力! アニメ『メガロボクス』がファンを虜にするワケ

2021年4月4日よりアニメ『NOMAD メガロボクス2』の放送がスタートします。本作は“青春マンガの金字塔”と呼ばれる『あしたのジョー』が原案で、3年前に放送された前作は国内外で高い評価を受けています。今回は、多くのファンを虜にしている『メガロボクス』の奥深い魅力に迫ります。

『あしたのジョー』の世界を“再構築”!

メガロボクスプロジェクト(監督:森山洋、脚本:真辺克彦・小嶋健作)原作による佐久間力さんのマンガ『メガロボクス 宿命の双拳』1巻(講談社)
メガロボクスプロジェクト(監督:森山洋、脚本:真辺克彦・小嶋健作)原作による佐久間力さんのマンガ『メガロボクス 宿命の双拳』1巻(講談社)

 2021年4月4日(日)より放送が始まるアニメ『NOMAD メガロボクス2』に、早くも大きな注目が集まっています。『あしたのジョー』を原案として3年前に放送された前作『メガロボクス』が、国内外で高く評価されたことも話題になっています。いったいどのような魅力が多くのファンを虜(とりこ)にしているのでしょうか。

 原案の『あしたのジョー』では、ボクシングに全てを懸ける主人公・矢吹丈の生きざまが描かれ、強敵たちとの熱い対決シーンが人気を呼びました。特にライバル・力石徹との壮絶を極めた戦いや、物語の最後に“真っ白な灰”になった矢吹丈の姿が目に焼きついているファンは多いことでしょう。

『あしたのジョー』連載50周年を記念して制作された『メガロボクス』では、『あしたのジョー』の作品世界を再構築した近未来が舞台になっています。ギアを装着して闘う格闘技「メガロボクス」に関わる人間たちの熱いドラマを映し出し、“セル画風アニメ”を意識したレトロな画面作りが高い評価を受けました。

 もちろん画面作りだけでなく、原案と同様にキャラクターの魅力を膨らませる泥臭い物語も注目ポイントのひとつ。前作で主人公“ギアレス・ジョー”はギアをつけずにメガロボクスの大会に挑み、奇跡の優勝を果たしています。続編では7年の時間が経過していて、公開中の予告動画では“ノマド”と名を変えてリングに立つジョーの姿が描かれています。

 ギアを装着して戦うジョーの姿は、重低音を効かせたBGMも相まって迫力満点。人間ドラマとテクノロジーを融合した世界観に、ネット上では「SF感の漂うビジュアルがカッコよすぎ!」「前作からさらに物語の深みが増してそう」といった声が相次いでいます。また予告動画には英語のコメントも多く、海外の視聴者からも支持されているようです。

『NOMAD メガロボクス2』ではどのようなファイトシーンが展開されるのか、放送が楽しみなところです。

(マグミクス編集部)

【画像】語り継がれていく『あしたのジョー』の世界

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