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『呪術廻戦』血塗(けちず) 声優陣が「かわいい!」と絶賛する理由とは?

『呪術廻戦』にて、主人公たちの敵として登場した血塗(けちず)。眼球のない顔、目や口からの流血、胴体にあるもうひとつの巨大な顔。人間離れした容姿をする血塗ですが、なぜか「かわいい」という評判が……。敵なのになぜか憎めない。彼が多くの人に愛される理由を考察してみました。

見れば見るほど「きもかわいい」血塗の魅力

弟たちの手を握るお兄ちゃん・脹相が表紙 著:芥見下々『呪術廻戦』第7巻(集英社)
弟たちの手を握るお兄ちゃん・脹相が表紙 著:芥見下々『呪術廻戦』第7巻(集英社)

 史上最悪の呪術師、加茂憲倫によって生み出された、特級呪物・呪胎九相図。その三番・血塗(けちず)は、なぜか視聴者や読者から「かわいい」と評される声が少なくありません。

 2021年4月1日に放送された、ポッドキャスト「じゅじゅとーく」の『【Anime Japan 2021 特別版】ゲスト瀬戸麻沙美さん「初めての公開収録です!!」』では、釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美さんも彼を「かわいい」と話します。血塗を演じた山口勝平さんは「グッズ化を狙っている」という考えまで暴露。声優陣にも愛される、彼の魅力はどこにあるのでしょうか? 

●やんちゃな少年のような性格

 本編にて、一番・脹相(ちょうそう/CV:浪川大輔)と二番・壊相(えそう/CV:檜山修之)とともに登場した血塗。兄ふたりと比べて、彼はあまり口数が多くありません。たまにしゃべっても、原作マンガではひらがなが多く、のんびりとした口調に感じられます

「なんだぁ? 遊んでくれるのかぁ?」
「なんだぁ? 兄者かぁ??」
「ゴメン兄者ァ!! わざとじゃねぇ!! わざとじゃねぇんだ!!」

 はじめのうちは、その口調に不気味さをおぼえていたものの、次第に慣れてくるとやんちゃな少年に見えてきます。大量の血を噴出させて攻撃しているのに、不思議ですよね。アニメでは、ウソップなどを演じる勝平さんが声をあてていることもあり、コミカルな感じがプラスされています。

●動きがコミカル

 コミカルさといえば、血塗は動きもなかなか独特です。四本足で走り回り、原作コミックス7巻に収録されている第59話の扉絵では、兄・壊相の決めポーズを真似している様子が描かれています。その第59話では、壊相が野薔薇に対して背中を見せずに戦っているところ、血塗と主人公・虎杖悠仁が背後に偶然回り込んでしまい、背中を見てしまうことに。

 激昂する壊相に対して、とっさに謝る虎杖と血塗。「いや、君は兄弟なんだから大丈夫でしょうよ」とツッコミたくなります。やることなすことがおかしくて、つい笑ってしまいます。

●手がかかるけれどお兄ちゃんっ子な弟

 血塗の登場シーンでは、虎杖がなぜか彼とワンセットでギャグシーンを演じます。彼がいきなり走り出して去ってしまい、慌てて追いかける虎杖。壊相の背中を見てしまい、なぜか一緒に謝るふたり。その様子は、まるで手のかかる弟に振り回されているお兄ちゃんです。

 壊相とのシーンではことあるごとに兄への信頼や尊敬を思わせる言動が見られます。ボロボロの状態で「兄者……」と壊相に声をかけるシーンは、敵なのに胸を締め付けられます。

 その言動をひとつひとつ見ていくと、確かにかわいいと思えてしまう不思議なキャラ、血塗。勝平さんの宣言通り、今後本当にグッズ化されるかも……? このままいくと、発売と同時に買ってしまいそうで怖いです(笑)。

(サトートモロー)

【画像】五条先生の香りって?『呪術廻戦』のお香(7枚)

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