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『新テニスの王子様』現実離れしたプレー集 無限のボールなど「できて当然」?

「週刊少年ジャンプ」で連載されていた超人気スポーツマンガ『テニスの王子様』の続編『新テニスの王子様』。前作よりも現実離れした技やプレーが続々登場し、読者を沸かせています。『新テニ』で披露された技の数々を紹介します。

もうテニスじゃない、「テニヌ」!?

著:許斐剛『新テニスの王子様』第1巻(集英社)
著:許斐剛『新テニスの王子様』第1巻(集英社)

 1999年から「週刊少年ジャンプ」で連載され、現在「ジャンプスクエア」にて名前を変え続編の連載が続いている『新テニスの王子様』。アニメ放送開始から20周年を迎える2021年、再放送が始まるなどますます盛り上がっています。

 週刊連載とアニメ放送が終わり、「ジャンプスクエア」に移行した現在、あまり内容を把握していない方も多いかもしれません。実は『新テニスの王子様』では、もはやファンタジーマンガなのではと思うほど、前作『テニプリ』時代よりもますますスポーツからかけ離れた技の数々が誕生しています。ネット上では、現実のテニスではないスポーツとして、『テニスの王子様』が『テニヌ』と表現されることがあるほど。

この記事では、『新テニスの王子様』からテニスの試合で起こるとは思えない予想外のプレーや選手が使う技を紹介します。

●レントゲンのように相手の体を透視

 最初に紹介するのは『テニプリ』きっての人気キャラ「跡部景吾」が試合中に使う必殺技です。跡部は相手の弱点を見ることができる眼力(インサイト)という能力を持っていますが、その能力をさらに強化し、弱点だけでなく相手の骨のきしみまで透視する「跡部王国(キングダム)」という技を開発します。

 どんな相手も跡部の目にはスケルトンで見え、骨格の動きから次にどのような行動をするのかまで見抜くことができるため、相手が絶対に打ち返せない場所に球を打ち込めるという作中でも屈指の技です。

●いきなり無限のボールが登場して相手に襲いかかる

『新テニスの王子様』の前提として、ボールを同時に何球も打つというのは当たり前。越前リョーマや遠山金太郎も10球のボールを同時に打ち返すことができるようになります。

 これだけでももうすでにテニスの域を越えていますが、『新テニ』はここからどんどんエスカレートしていきます。ボールを同時に打つという最上級版の必殺技として登場したのが、U-17日本代表最強の男・平等院鳳凰選手が繰り出す技「パイレーツ オブ ザ  ワールド」です。ボールがこの相手の全方位から襲いかかるように飛んで行くもので、1球しかなかったボールがいつの間にか何球にも増えるという常識はずれな技。しかし、常識が通じない『テニプリ』で最強のキャラですから、これくらいはできて当然でしょう。

●選手が試合中にいきなり巨大化

 これはU-17W杯の日本VSドイツ戦で起こった出来事で、突然巨大化したのは、ドイツ代表であるダンクマール・シュナイダー選手。ダンクマール選手がサーブを打つ際に「巨像(ギガント)」という技を使用すると、10m以上の巨大な体に変身。バシバシサービスエースを決めていきます。

 巨大化するだけでもあり得ないですが、実はこの技テニスのルールさえも破った技だったのです。テニスではサーブを打つ際にはベースラインを超えてはいけないというルールがあるのですが、巨大化したダンクマール選手は堂々とベースラインをまたいでサーブを放っています。一応テニスの試合ですのでルールはちゃんと守らないと……と思うプレーでした。

●空間にブラックホールを出現させボールの動きを止めてしまう

 徳川カズヤは『新テニスの王子様』で初登場する高校2年生のキャラ。そんな徳川カズヤが使う必殺技が「ブラックホール」。これは文字通りブラックホールを作り出す技なのですが、空中でラケットを振ることで空間を削り取り、どんなボールの動きも止めてしまうというもの。リアルな試合では絶対に起こり得ない技となっています。ブラックホールに選手自身が吸い込まれてしまわないか心配してしまいますね。

 テニススポーツマンガとして見るとなかなか無理があるものだらけですが、バトル・ファンタジーマンガと捉えるとワクワクさせてくれる必殺技ばかりです。U-17W杯もいよいよ佳境を迎える『新テニ』をぜひ読んでみてください。

(井上椋太)

【画像】『新テニ』キャラたちの私服姿(5枚)

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