アニメ制作会社「CloverWorks」が描くヒロイン3選 美麗な作画にうっとり!
クオリティの高い作品を、世に送り出し続けているアニメ制作会社「CloverWorks」。2022年も多くの作品が放送されますが、1月放送の作品からすでに、魅力あふれるヒロインが話題となっています。見ていると元気が出て、癒やされる。そんな素敵なヒロインをご紹介します。
元気で、優しくて、頑張っている! 応援したくなるヒロインたち
『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』、『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』、『シャドーハウス』など、数々の名作を手がけるアニメ制作会社「CloverWorks」。原作の良さを十二分に引き出すような作画や表現は、常にファンの期待を上回ります。特に、物語のなかで躍動するヒロインたちには、目を奪われてしまいます。
2022年もCloverWorksが手掛ける多くのアニメが放送されますが、1月放送の作品からすでに、魅力あふれるヒロインが話題となっています。
●『その着せ替え人形は恋をする』喜多川海夢
2022年1月より放送されている、福田晋一先生原作の『その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする』。そのヒロインである喜多川海夢(まりん)は、読者モデルをしている高校1年生のギャルで、生粋のアニオタ、コスプレイヤーです。
彼女は、ひな人形職人を目指す主人公・五条新菜(わかな)がタジタジになるほどの圧倒的な行動力で、自分の好きなものに一直線の愛情を注ぎます。コミカルな動きからかすかな視線や表情の変化が、アニメではとても繊細に描かれていて、画面いっぱいに海夢が動きまわる様につい見入ってしまいます。
とにかく豪快なキャラクター性の一方で、相手を気づかうことのできる優しさや、相手の好きなモノを尊重できる性格を持つ彼女。急に芽生えた恋心にあたふたする姿は、つい応援したくなります。
●『明日ちゃんのセーラー服』明日小路
博先生原作の『明日ちゃんのセーラー服』の主人公、明日小路(あけび・こみち)。田園風景広がる田舎に住む彼女は、名門女子中学・私立蝋梅学園(わたくしりつろうばいがくえん)のセーラー服を着ることを夢見て、中学生ライフを満喫します。
本作はとにかく、作者である博先生のフェチ心が詰まったような作品です。原作では、小路の一挙手一投足が、とても美しいタッチで描かれていますが、アニメでもその良さが、美麗な作画でいかんなく発揮されています。ふいに映る空や教室、少女たちの美しい瞳を前に、ドキッとするファンの方々は多いのではないでしょうか。
家族思いで、同じ学園のみんなと尊重し合いながら関係を築いていく小路。作品独特の静かで温かな空間をこちらも味わいながら、彼女の毎日をほほえましく眺めていたくなります。
●『ぼっち・ざ・ろっく!』後藤ひとり
はまじあき先生原作の『ぼっち・ざ・ろっく!』の主人公、後藤ひとり。ひとりは先に挙げたふたりとは、だいぶ毛色が異なるヒロインです。極度のコミュ症であるひとりは、「陰キャが輝ける道!」というふんわりした発想で、ギターを始めます。
動画サイトでは、ひとりのアカウント「ギターヒーロー」はちょっとした有名人になるほどの演奏技術に上達するも、結局中学生を完全なぼっちとして終えます。高校進学後も相変わらずで、デビューも無事失敗……となりかけたところへ、半ば強制的にバンド加入の道が開けていきます。
もちろん、バンドメンバーとなってコミュ症が治るはずもなく。何度も何度も心が折れながら、心温かい仲間たちとバンドライフを送ります。その様子には、思わず「がんばれ!」と声をかけたくなるレベルです。
放送時期は未定(2022年2月時点)ですが、YouTubeで公開されているたった30秒のトレーラーだけでも、その絵と鳴り響くギターの音で十分な期待感があおられる今作。画面で動き、演奏し、しゃべるひとりたちを見るのが、今から楽しみでなりません。
2022年のCloverWorks作品は、この3作品にとどまりません。当然、他作品にも多くの魅力あふれるヒロインたちが登場しています。皆さんの気になるキャラクターは、誰ですか?
(サトートモロー)